2013年11月4日
『だって眠いんだもん』
ふと 時計を見やる。
2時過ぎたところだ。
・・・眠れない。
こんな事は、昔からよくあることだ。
こんな時は外に出て、夜空を見上げる。
今日は、何だかいつもより星がきれいに見える。
「・・・・・・。」
だが、月が出ていない。
・・・・・・・・・なんだかさみしい。
「そうだ!!」
ナツは、ある場所に向かって走り出した。
*
「ルーシィ!!起きろ!!星がきれいだぞ!!」
「ルーシィ起きろって!!!」
「おーい。るーーーーしぃーーーー!!」
金髪の少女は、眠い目をこすりながら 声のする方向を見る。
「起きたか??」
「ナ・・・ナツ・・?」
「おう。俺だ!!寝れねぇから遊びに来たぞ!!」
「・・・・・・(怒)。」
金髪の少女は、少年を無視して布団を被り直し また、眠りにつこうと その眼を閉じる。
「っおい!!」
「・・・・んんぅ?」
半分、夢の中だ。
「ルーシィー。オレ寝れねぇんだよ~!!」
「・・・。」
「ルーシィ!!」
桜色の少年は、何とか金髪の少女を 起こそうと肩を揺らす。
金髪の少女は、もぞもぞと壁際へ逃げる。
何としても起きる気はないようだ。
「ルーシィ!!!!」
が、相手もなかなかあきらめない。
「んもぅ!!」
上体を、しつこく起こそうとしてくる人物に向け、布団をめくる。両手を広げるように前にだし「んっ!」と、まるで 小動物でも迎えるような動作をとった。
「・・!?!?!?」
桜頭の少年は、内心ドギマギする。
普段、自分が勝手に布団に入ろうものなら、烈火のごとく怒りをぶつけてくる彼女が、事もあろうに自ら布団を開き、自分をそこに招き入れようとしている。
「・・・なんだよ。恋人じゃなきゃダメなんだろ?こういう事は。。。」
と呟きつつも、口元を緩ませ 桜色は布団に潜り込む。
「ナツ・・・」
金髪の少女は、桜色の毛並をギュッと腕に抱く。
「・・!!!!・・・寝ぼけてんのか?!」
桜色の髪の少年は、自身の髪の色と同じくらいほほを染めカチンッと固まる。
「・・・・ルーシィ!」
少年が、自らの手を少女の腰に回そうとしたとき
「・・・ふふぅ。まるで猫ね///。」
少女の口が動いた。
(オレは、、、パッピーかぁぁぁぁぁぁ!!!!)
*
翌朝。
金髪の少女は、自分の腕の中に桜色を見つけ目をパチクリ!!
「えっ?ナツ!!」
桜色の髪の少年は、眠い目を擦りながら 声のする方向を見る。
「る・・・るーしぃ・・?」
「もう!!何でここで寝てんのよ!!」
「・・・・・・zzz。」
少年は、布団を被り直し また、眠りにつこうと その眼を閉じる。
「こらっ!!」
「・・・・んんぅ?」
まだ半分、夢の中だ。
「ナァ~ツゥ~!聞いてるのぉ~!!」
「・・・。」
「ナツゥ!!」
金髪の少女は、何とか桜色の髪の少年を 起こそうと肩を揺らす。
少年は、もぞもぞとベットの端へ逃げる。
何としても起きる気はないようだ。
「ナツ!!!!」
が、相手もなかなかあきらめない。
「お前が抱きついてくるから寝れなかったんだ!!!!!」
上体を、向き直し金髪の少女を自分の腕の中に抱き直し再び目を閉じた。
「///えっ///////。」
2013年11月4日 pixivの投下。
「だって眠いんだもん」短いですね。mo初めてのSSだったと思う。。。?
内容が、薄すぎです。スミマセン。