2014年1月12日
本当は、、、
シリーズ物の途中ですが。。。SSです(´艸`*)お目汚し失礼します。
誤字脱字に注意して、お進みください。どぞ ^^) _☆~~
「ねぇナツ。抱きしめて///」
ルーシィが、耳元でささやいた。
カーッと頭に血が上っていくのがわかる。
「ナツ?」
首に腕を回し、小首と傾げて見上げてくるルーシィは、普段とどこか違い艶めかしい気がする。
言われるがまま、彼女の細い腰にそっと腕を回した。
「ルッルーシィ?」
何がなんでこうなってんだ?
動揺の隠せない表情でルーシィを見つめ返した。
彼女の大きな瞳が、揺れて見える。
「ナツ。ごめんね?」
耳元でささやかれた彼女の小さな声。
きっと滅竜魔導士の俺にしか聞こえない。
自分の首に巻き付いている、白くしなやかな彼女の腕に力が入った。
頭を引き寄せられるように引っ張られ、柔らかいものが触れてきた。
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たまたまだった。
ギルドに向かう途中。
風に乗ってルーシィの甘い匂いが運ばれてきたんだ。
自然とそこに足が向いて、公園の中に立っているルーシィを見つけたんだ。
ちょっと強張ったような表情に、胸の奥がざわついて 気が付いたら彼女の傍まで駆け寄っていた。
「ルーシィ?」
そう声をかけたんだ。顔を上げて、オレを目に映したルーシィが急に抱きついてきたんだ。
っで、、、なんでこんなことになってんだ??
ルーシィの柔らかい感触が、オレに触れている。
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ゆっくり数えて、5秒後それが離れていった。首に巻き付いていた、彼女の腕が離れオレの腕の中で反対側を向く。
腰にまわしていたはずのオレの腕が、彼女の腹の前に移動した。腹の前で組まれたオレの手に、彼女の白い手が添えられた。
まるで、離そうとしたのを拒む様に。彼女の耳元に口を近づけた。
「ルーシィ////??」
そっと顔だけ振り返った彼女が、照れたように笑った。
「もうちょっと、このままでいて?」
彼女が正面に向き直ると、添えられている手に力が入るのが分かった。
「そういう事なの。。。それは受け取れない。ごめんなさい。」
彼女の正面には、リボンのかかった小さな包みを握りしめる 男がいた。その男は、何度か見かけたことのある人物だ。
そう言えば、ルーシィといる時に頻繁に遭遇していた気もする。
「・・・・そうなんだろうって、思っていました。」
その男は、包みを握りしめ背を向け去っていった。
「お幸せに。。。」
最後の一言は消えそうな声だった。1人事だったのだろう、、、多分俺だけに届いた。
オレの腕の中で、小さく息が吐かれた。
そういう事だったのか。と悟った。
「いいのか??」
「うん。いい人だったんだけどね?ありがとね!ナツ。」
オレの腕を解いて、ルーシィが歩き出した。それに俺も続く。
ルーシィが、モテるのは知っている。よく声をかけられる。ナンパってやつだ。
他にも、依頼先なんかで、いきなり求婚されたりもしていた。
ギルドの奴らが、告白されている場面を目撃したと噂していることもしばしばだ。
ワカバたちに、早く捕まえておけとか言われたけど、、、、きっかけが掴めなかった。
オレだけがその気でも、ルーシィがそう思っていなかったら、今の関係も壊れてちまう気がして・・・動けなかった。
ルーシィは、可愛い。スタイルもいい。
その外見で寄ってくる男どもは多かったが、ルーシィが相手にしていないので特に気にならなかった。
でも、さっきの男は 時折ルーシィの会話にも登場していた。
本好きで、何度か図書館で一緒になったんだとか言ってたな。
本の趣味が合うとか言って、嬉しそうに話してたのに。。。
あいつは、ルーシィの外見じゃなくて 好きになったんだろうか。。。。
先を行くルーシィの頬が朱く染まっている。そうだ!!と、思うついてことを口にしてみた。
「ルーシィ!!オレ初めてだったんだけど!!!」
周りにも聞こえるくらい大きな声で言ってやった。真っ赤な顔で振り返ったルーシィが、、、口をパクパクさせている。
ルーシィに追いついて、隣に並んだ。
今度は直接耳元でささやいた。
「・・・なぁ。オレ初めてだったんだけどぉ!?」
ルーシィの動揺する姿に、ニヤニヤが止まらない。
「////はっ初めてって、、、口じゃなかったでしょ!?」
「ん??そうだったけか??似たような場所じゃねぇか!!」
真っ赤になって抗議してくるルーシィに、畳みかける様に詰め寄った。
「同じじゃないもん////」
「いんやぁ?掠ってたぞ!!ここに。」
ルーシィの手をとって、自分の唇の端をなぞらせた。
顔を真っ赤にしたままのルーシィの目がオレを捉えて、潤んでいる。
「責任取ってもらわないとな!!」
真っ赤になって固まっているルーシィの唇を指でなぞった。
「////っ!?////せっせきにん?そんなのアタシも初めてなのに!?///」
「おう。じゃぁ。初めて貰った責任取ってやるよ!!」
ニッと笑って、彼女の唇に啄ばむ様なキスを落として、そのまま腕に閉じ込めた。
しばらくすると、マフラーに顔を埋める様にしている彼女の口から小さい声が聞こえた。
「大好きよ。。。馬鹿!!」
真っ赤な顔を上げた彼女が、マフラーを引っ張り唇を寄せてきた。
・・・・本当は、これが初めての彼女からの口づけ。
彼女の頭をマフラーに埋め込み、ニヤケてしまう顔を見えない様に隠した。
「ルーシィが大好きだ!!」
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おお!!40分くらいかな?思い立ったってから、書いちゃった♡
だから、文章目茶目茶でも許して(=^・・^=)ニャン
シリーズの途中なのに!!( ;∀;)だって、思い付いちゃったんだもん。
いつでも妄想してるからΣ(゚Д゚)ガオガオ
ドンドン盛り上がってっちゃって、告白大会になっちゃった(´艸`*)テヘ♡
ルーちゃんの告られシーンに巻き込まれて、焦るナっちゃん。
強気なルーちゃんにしたかったんだけどな。。。
うちのナっちゃん、突き進んじゃいました(*ノωノ)ニャッ
攻めながら照れ照れのルーちゃんも、可愛いだろうな。。。。ムフフ(´▽`*)
お目汚し失礼しました。シリーズものに頭戻します(^^)/