2014年5月4日2P
オレ色
ナツ→←ルーのナツルーです。ナツとルーシィだけですが、殆どナツの独白です。
ソナポケのaiを聞いてて唐突に書いてみました。ので、セリフ引用してます(*ノωノ)
では、いつもの様に、誤字脱字には気を付けてお進みくださいm(__)m
オレたちは、今までも結構いい関係なんだと思う。それは前から思ってたことだ。
誰よりも仲が良くって、いつも一緒にいるのが当たり前な関係。
でもオレとしては、もう一歩踏み出したいんだ。。。
溜まり過ぎて、溢れちまいそうな想いが 胸を締め付けんだ。
まさかオレがこんな思いを抱くなんてな。
最近というか、もともと初めから仲の良かったオレたちは、いつだって近くにいたんだ。
ルーシィの隣に居ることが 特別になったのは、いつからだったけか?
・・・いぁ。。。
いつからじゃねぇ!!
そうだっ!!・・・はじめっからだ。
この感情の意味もわからなかった頃から、オレは彼女の隣を独占してきたんだ。そこを誰にも譲ることなんて考えられない!!そんなことはありえない!!既に確かな想いはオレの胸の奥に。。。
「ルーシィ!!」
名を呼ぶ。まるで特別な呪文のように。
ルーシィという名、それだけでワクワクしてくる。オレの胸を跳ねさせるんだ。
名が心地よく響いて、狂おしく胸を締め付ける。
ただ、ただ、好きなんだ。
ルーシィが好きだ。
ルーシィが大好きなんだ。
大切にする!
大事にする!!
だからずっとオレの隣にいろよ!!
溢れだしそうなこの思いを胸に抱えたまま、オレはまた「ルーシィ!!」と その名を俺は呼ぶんだ。
名を呼ばれた彼女は視界の先で、クルンと回転してこっちを見て笑うんだ。
揺れる金髪と、優しく甘い匂い。
どんな格好をしたって、どんな髪の色だって、ルーシィなら何でもよくって、ただただ愛しいんだ。
金糸と一緒に揺れる赤いハートのピアス。
いつだったか、「ルーシィらしくて似合うね!!」って相棒が言ったんだ。
その意見に俺は軽く「そうだな」って言ったんだ。
それだけで、嬉しそうに笑った顔が忘れらんねぇ。
それから彼女のお気に入りに、昇格した赤いハートのピアス。
そんな些細なルーシィの変化が、嬉しくって仕方がない。
きれいな金髪と一緒に揺れる鮮やかなブルーのリボンがいつからか、いろんな色に替わるようになった。
日によって違う色、、、でも、桜色の率が高くなったことに、本当は気が付いてるんだぞ!!
でも、指摘したら照れて「そんな事無いわよ!!」とか言って、オレ色をどっかに仕舞い込んじまうんだろ??
だから、まだ黙って見てんだ。
今日は、何色だろうと リボンを確認するのが、最近のオレの楽しみのひとつにもなった。
そして今日も揺れる金髪とオレ色のリボンに、自然と頬が弛んじまう。
好きだ。
好きだぞ。
好きだかんな!!
・・・お前は?
ルーシィの笑った顔も、怒った顔も、泣いてる顔も、もちろん喜んだ顔も、全部オレんだ!!オレのもんだぞ!!そう宣言しちまいたい。
どんな顔だって、オレ以外には見せたくない。
なんて独占欲丸出しで、はずかしい奴で、そんなのオレらしくねぇ。でもそれも本音で、ただ、ただ好きで 大好きで。
「ナツ?」
ルーシィが俺の顔を覗き込んできた。
目の前で大きな目が揺れる。
俺から距離を詰めると「近い!!」とか言って、頬を染める距離も自分からは簡単に近づいてくんだ。
心臓に悪いじゃねぇか!!
オレの心臓を止める気か?コイツは。。。
そんなルーシィの腕を、しっかり でも優しく でも逃がさないように 捕まえた。
途端、顔を朱色に染める可愛い奴。
「えっ///」
寄せてくれる信頼に乗っかって、無理難題 押し付けてきた。
それを何だかんだと許容して笑ってくれる。
無理させたこともあったかもしれない。
本当は解ってるんだ。
もう、ルーシィがいない未来なんて考えられない。
何時も甘えて、怒らせて、でも一緒に笑いあって それが俺たちで。
当たり前のように隣にいたいんだ。
並んで歩いて、
同じ歩幅で、同じ未来に。
『幸せの階段』を一緒にのぼろう。
一歩ずつ、一緒にいこう。
二人一緒なら、なんだって乗り越えていけるから。
つかんだ腕を引っ張って、抱き締めた。
突然のことに、ワタワタと手をバタつかせながら
慌てる姿も愛しくて。
「なっなっ///突然どうしたのよ!?」
「今、言うから。聞いてくれ。」
そう言ってきつく抱き締めた。
腕の中で、ゆでダコ状態で動かなくなった愛しい彼女。
好きだ。好きだ。大好きなんだ。
どうか届け俺の想い。
そろそろ吐き出さないと、窒息しちまう。
「ルーシィと、ずっと一緒にいてぇんだ。」
「・・・ふぇ///」
「だから、この先もすっと隣にいてくれよ。」
*
「うん。」
ルーシィは、ただそう答えてくれたんだ。
「なぁ、そのオレ色のリボン、ルーシィの金髪によく似合うよな!!」
「えっ//////きっ気付いて!?!?た・・・の???」
「おう!!当たり前。オレがルーシィの変化に気が付かねぇわけねえだろ?」
「//////はっはぁ!?」
「だってずっと見てんし!!ルーシィの事。」
「///////////////あっあんた本当にナツよね??」
「最近、胸と尻にちょっと肉がついて、重くなったよな!!よく見てんだろ??」
「っ!?!?!バッバカァ~~~~~~~~!!!」
「グハッ!!!」
そう言ってプンプンと先を行く彼女は、ちょっと嬉しそうに照れたように、オレ色のリボンを触るんだ。
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ソナポケのaiを聴いていて、何となく書いてみました。。。
曲とはだいぶ内容違ってるんだけど、、、その辺は見逃してください(*’▽’)
曲パロとか珍しい事しました(*ノωノ)パロになってねえし。。。( ;∀;)
ナツに「今言うから聞いてくれ」っていわせたかっただけでした♪
お目汚し失礼しました(*´▽`*)ノ“”