2014年1月21日 『救出作戦シリーズ5・完』
本当のつよさは~救出作戦・完~
続きです。このシリーズはここで完です。
ナツ(最近自覚)→←ルーシィ(自覚後、無自覚ナツに振り回され過ぎて諦め・仲間でいいやモード)+ハッピーチームのお仕事に、セイバーのスティング君が付いてきちゃうお話です。
お目汚し失礼いたします(*ノωノ)誤字脱字に注意して、お進みくださいどぞ ^^) _☆~~
『・・お・・・・とう・・・さ・ん・・・。』
やっぱり!!
ずっと引っかかってた。
さくら色の髪(毛)、古キズの位置 やさしい物腰 ・・・そして、名前。
村長さんが言っていた、行方知れずの娘さんの特徴が、名前が一致していた。
姉妹が教えてくれたさくらという名前は、さくらが自ら名乗ったのだと言っていた。
でも、、、まさかと思ったが、今バルカンのさくらからでた一言。
それだけで十分であろう。
ルーシィの憶測は、的中していた。
村長さんの娘の桜さんは、薬草を取りにいって、、、、、バルカンにテイクオーバーされていたのだ。
「ハッピー!」
「あい!!」
ルーシィが声をかけただけで、ハッピーは次の行動に移る。
肩にかけていた手ぬぐいから小ぶりの瓶を取り出した。
一度ギルドに戻り、事情を説明して、ミラジェーンにテイクオーバーの解除薬を貰ってきたのだ。
「さくらちゃん。これで戻れるよ!!」
ハッピーは、瓶のふたを開け、中身をさくらの口に流し込んだ。
さくらののどが、ゴクリと動く。
それぞれが心配な面持ちで、さくらを見守る。
瞬く間に、さくらの体が光だした。
さくらにしがみ付いていた姉妹はギュッと目をつぶる。
光がおさまってくると、さくらがいた場所には、うすい桜色の髪の女性が!!!
その女性は、瞬きをして見つめてくる姉妹を抱きしめた。
その光景を、呆然と見つめ村長は立ち尽くしていた。
「こっこれは・・・?」
ゆっくりと立ち上がり、村長に近づく女性。
その口から、か細い声が聞こえてくる。
「・・・おとうさん。」
おとうさんと呼ばれた男は、呆然と立ちつくしている。
その女性が、そっと村長の手をとった。
「おとうさん。たっただいま。」
一筋の涙が、彼女の頬をつたい落ちた。
「さっ桜!!」
父と呼ばれた男は、娘を腕に包み込んだ。
桜さんの説明によると、自分の娘を亡くした時、でも!!もしかしたら幻と言われる薬草なら望みがあるかもしれないと、ふらふらと森に入ったのだという。
一縷の望みだった。
どんな色か?そんな形か?どこに生えているのか?何もかも解らないまま、やみくもに森の奥に進んでいった。
どこをどう進んだか定かではないが、あるところで、光る薬草のようなものをみつけたらしい。
それを摘み、試しにその葉を一枚口にしてみたそうだ。
倒れてしまったのか?そこで桜さんの記憶が問切れた。
その後、倒れているところをテイクオーバーされたのかもしれない。
バルカンになっている間の記憶は曖昧だそうだ。
だが、この姉妹の事は大まかに覚えているそうで、バルカンが姉妹と過ごす事で、桜さんはバルカンの中で意識を少しずつ取り戻し、そのままバルカンの奥で見ていたそうだ。
桜さんは「杏ちゃん!胡桃ちゃん!ありがとう!!」とやさしく笑いかけると、子供たちを抱きしめた。
困惑した顔で、呆然としていた姉妹も、その腕に抱きしめられ、頬を緩めた。
「さくらちゃんは?」「さくらちゃんなの??」
不思議な顔をしながらも、抱きしめてくる暖かい大人の女性の腕に、小さい手でしがみ付き ギュッと力を入れている。
しかし、彼女の子供を思う心が、バルカンの行動に出たのだろうか?
まだまだ解明されない事が多く残った。
その光景を見ていたハンター達は、「人間の皮をはぐ趣味はねぇ!!」と言って釈放を要求した。
「てんめぇら、ルーシィにケガさせておいて、なぁ~に言ってんだぁ~??」
「いやっ!人を狙ったんじゃねぇ!!たまたま、当たっちまったんだ!!」
先の戦闘で、散々ボッコボコにしたのだが、ナツの怒りは収まる事はない。
ルーシィが心配で、速くルーシィの元に戻りたくて、とりあえず連行してきただけだ。
まだ・・・暴れ足りてはいない。。。
ユラァっとナツの背後に炎が揺れて見える。
そのままナツが、ハンターの方に振り返ると、彼らは小刻みに震えはじめそれ以上の口をつぐんだ。
魔導士相手としても、魔法弾を人間相手に発砲した事、幼い姉妹を強引に連れまわし、放置していた事が許されるものでもなく、縛られたまま街に連行されることになった。
*
ナツ達一行は、依頼主の村長が用意してくれたホテルの、1室にいる。
あの後、村長の勧めでホテルに戻り泊まって行く事になった。
そして 先程、村長が呼んでくれて医者がルーシィの様子を看て帰っていった。
話し合いで、幼い姉妹は、娘の戻ってきた村長の家で引き取ることになった。
もちろん、育ってきた村に使いをだし、父親が戻ってきた時の為に伝言を残すことにしたのだが。
姉妹は、びっくりはしていたが、混乱することなく『さくら=桜さん』を受け入れた。
やさしい、大人の女性の匂いに包まれ、安心したように姉妹の表情が安らかだった。
『ルーシィちゃん!!お兄ちゃん達!!猫ちゃん!!ありがとう!!』
そう言って笑った姉妹は、しっかりと桜さんと町長さんの手を握っていた。
それを見て、笑ったルーシィの表情も安らいで見えた。
疲れ切っていたルーシィは、ピクリとも動かずにぐっすりと眠っている。
バルゴの応急処置は、よほど適切だった様で医者が感心していた位だ。
傷跡も残らず、時がたてば完治するそうで 安心した。
しばらく続いている体中の痛みは、若返りの魔法薬の副作用らしいのでしばらくすれば自然と治まるらしい。
ただ、それよりも問題なのは、体の冷えだった。
それも、体の中で血液が作られ始めればそれも回復するのだが、他の症状が混ざって、回復には時間がかかるだろうと。
「ルーシィ。。。」
ルーシィの枕元で、青猫が耳を垂らししょぼんとした様子で彼女の顔を覗いている。
「俺。ルーシィさん。強いって分かった気がします。」
スティングの発言に、ナツとハッピーは顔を見合わせた。
「ナツさんが言っていたのは、力じゃなくって、心っていうんですか?気持ちの方だったんですね。」
すごいっすね。こんなほっそい体で。
というスティングは、どこかふっきれているようだった。
「あぁ。ルーシィは強ぇ。心が折れねぇんだ。なっ?!」
「うん。そうだねっ!だから、いっつも無茶ばっかりして、自分が傷ついてでもやり通すんだ。」
ナツはルーシィが横になるベットに腰を掛け、額にかかる髪を指で梳かしてやる。
相槌を打つ、ハッピーの瞳には、悲しさと、誇らしさの両方が揺れている。
「・・・怖いくらいにな。何かと引き換えになら自分をも差し出しかねない。」
「だから心配なんだよ。おいら達は。」
だから、いつも一緒にいるんだ。という ハッピーの言葉に、ナツがルーシィに触れる手と反対側の握られた拳に力を入れる。
「だから俺は、それごと 守れる男になりたいんだ。」
「あい!!ナツならすぐだよ!!」
にっこりと笑ってくるハッピーに、ナツが力なく笑いかける。
ナツが握っていた拳を、目の前で開いた。
この手に、ルーシィの体から流れ出た血が、、、あの生温かい感触がよみがえる。
・・・・くやしい!!
守れると思っていた。
ルーシィは、はじめっからこの依頼に疑問を感じていたのに。。。
どうにかなる。なんでもねぇって勝手に思ってたんだ。
難しいことは、ルーシィが謎解きをしてくれるんだから、オレは暴れればいいだけだって、安心して頼り切っていたんだ。
・・・・・・せめて、ちゃんとした情報位持っていなければいけなかった。
もっと、ルーシィの話しに耳を働かせていれば何かは違ったのかもしれない。
再び拳を握りしめると、指が食い込んでうっすら血が滲んでくる。
「!?ナツさん!!」
血の匂いに、スティングが声を上げる。
「オレが、、、オレがもっとしっかりしていれば!!」
でも、この人は、ナツさんだから ナツさんがいるから あんな無茶な行動に出るんだろう。
何があっても、ナツさんがどうにかしてくれると 信じているんだ。
互いを信じる力か・・・・。
大魔闘演武の時も、この力に負けたんだ。
この人たちの絆には到底叶わない。
今回一緒に行動して、思い知った。
変わらず、ナツさんを尊敬してるし、その気持ちは本人を目の前にして、膨れ上がっっている。
が、ずっと抱いてきたこの気持ちの正体の大部分は、、、、、うらやましかったんだ。
ナツさん達が。。。
ナツさんと関係を築いているあの人が。
あの人にとって代わりたかったのかもしれない。
でも、それはあり得ない事だった。
自分が求めているモノは、なり代わって もらえるものではないのだから。
新たに築いていかなければいけないんだ。自分の力で。
ルーシィの体が、微かに動いた。
ベットの上で、重たい体で身じろいだ。
「・・ん。・・・ナツ?」
瞼を僅かに持ち上げた視界に、桜頭の少年が映る。
握りしめられたナツの手に、白い手が重なった。
「・・・ごめんね?」
心配させてと微笑むルーシィ。
ルーシィッ!!!
添えられた手を握り返し、力を込める。
泣けよ!!泣いたっていいのに!!
辛いって!痛いって!!オレを攻めてくれればいいのに!!
ルーシィが頑張っている事を、オレは知っている。
いっつもやさしく微笑んで、いっつも無理して、強がって、きっとまた頑張るからって笑うんだ!!
これ以上頑張る事なんて、無いのに!!
どおやったら、こいつを丸ごと守れるんだろう?
他の誰かじゃない!!オレがお前を守れる力が欲しい。
傷1つつけて欲しくない。オレの背に隠れていてほしい。
・・・・・・でも、分かっている。
そんな事をルーシィは望んでない。
ルーシィの心が望むまま、叶えて、それもひっくるめて、ルーシィをキズつけさせねぇ力が!!欲しい!!!
ルーシィの微笑みにこたえる様に、ナツの手がやさしくルーシィの髪を撫でる。
「いあ。」
「大丈夫!!こんなの直ぐよくなるわ!!」
明るく言い切るルーシィには笑顔が見える。
が、ベットに横たわるルーシィの 痛々しい姿がナツの胸を締め付ける。
悲痛にゆがむナツの表情に、ルーシィは悔しくて視界ゆがむ。
もっと!もっと!あたしが強ければ!!
身近な存在を失うつらさをナツは知っている。
だからこそ、それを恐れているのに!!
チームメイトのあたしが、こんなに弱くてどおするんだ!!
叶わない恋心を封印しても、ナツの近くにいるって決めたのはあたし。
人を頼ってもいいんだって、信じてもいいんだって、ナツに出会って知ったんだ。
笑った仮面を被って、心の奥で泣いていた日々に、終止符を打てたのもナツのおかげ。
ナツが見つけてくれた、あたし自身。
どんなに感謝しても、きっと足りない。
せめてあなたの前で笑って、いつだって あなたを笑顔にしたのに。。。
ナツの笑顔を、守りたいのに。。。
ナツに出会って、世界が鮮やかに色づいたんだ。
あたし。。頑張るよ!!頑張るから!!
「ナツゥ!!・・・いつも心配かけちゃってごめん!!アタシ!!・・・もっと!強くなるから!!」
次はこんなヘマしない!ルーシィは、絞り出す様にそう言うとにっこりと笑って布団を目深にかぶった。
布団の下でルーシィは、下唇を噛みしめ、湧き出す涙を瞼の奥にしまい込んだ。
これ以上強くらるのか?
しかし、女ってのはみんなこんなに強ぇのか?
お嬢とかが、別格だと思ってた・・・・。
ほんと言って、ちょっとだけ羨ましい。
頑張っていこうと、思える存在が近くにいる事が。
でも、もっと力抜けばいいのに。ナツさんもこの人も。
ユキノが言うには、この人はユキノよりもすごいとは聞いていたけどな。。。
戦闘だって、その辺の奴らより 既に強いんだろうに。。。
・・・・今度、戦わせてくんねぇかな。。イヤ。。ナツさんに殺されるな。。。
・・・・!!!!
この人の星霊の中に、でっかい怪物とか。。。いねぇかな?・戦わせてくれねぇかな。。。。?
・・・・・はぁ。。
・・・・俺も半端やってらんねぇな!ちゃんと自分の足場を固めないとな。
布団に潜り込んだルーシィに、ハッピーが心配そうに語りかける。
「ルーシィ。大丈夫??」
ルーシィは布団を少しめくって、赤く潤んだ目をハッピーに向ける。。
「うん。平気よハッピー。心配かけちゃってごめんね?」
耳を下げて、すり寄ってくるハッピーに、眉を下げて困った顔をするルーシィ。
「あい!!!!まったくだよ。ルーシィはいつも無茶ばっかりなんだから!!」
そう言ってハッピーは、ルーシィのおでこをペチンと叩いた。
「きゃっ!?」
「「あっ??」」
「あい!!いい音です!!さすがルーシィ!!」
大きな目に、涙をいっぱい溜めてハッピーが大げさに笑うと、おでこを撫でながらルーシィがクスリと笑った。
「おいハッピー!!ケガが治った時・・・気を付けろよ?食われるぞ!!」
「食べなわよ!!」
すかさず突っ込むルーシィに、ナツが歯を見せてニヤッと笑う。
「うぁっ!?ナツどうしよう!!ルーシィに~!殺られる!!」
「ちょっとハッピ~!?」
誰からともなく、笑い出した。
ルーシィは腕を伸ばし、布団の中にハッピーを引きずり込むと、胸に抱きかかえた。
「ハッピー。。大好きよ!ありがと!!」
ルーシィのやさしい声色がハッピーの耳をくすぐる。
「ルーシィ!くすぐったいです。あい!!」
ハッピーはそう言って、ルーシィの胸にすり寄った。
「ハッピー暖かい!!」
しばらくして安心したように、スースーというルーシィとハッピーの寝息が聞こえてくる。
窓の外は、すっかり明るさを失い暗闇が広がっている。
「・・・・もう寝るか!」
ナツの言葉に、スティングが答える。
「ナツさんも疲れたんすか?意外です!!」
「・・・なんだそれ?普通に疲れるし。普通に眠くなるぞ?」
ナツが首をかしげて見せる。
「いや。オレが勝手に妄想していただけです。なんかオレ、今回の事でいろいろなものが見えてきたような気がします。」
「・・・そうか?」
ナツは眠そうにあくびをしている。
「はい!!ご一緒させていただいて、ありがとうございます。いい勉強になりました。」
これは本心だ。
力だけ追い求めていても駄目なんだと悟る事が出来た。
やっぱりチームは、いいな。
俺も新しくなった剣咬の虎で、仲間と前に進んでいかなければいけない。
。。。やっぱり相手は・・・・星霊魔導士か??
ルーシィさんみたいな人いないかな・・・・・??
ってイヤ!こんなこと考えてる場合じゃない!!
せっかく、ナツさんと話しているのに!!
「ナツさんはやっぱり!!かっこいいです!!オレの憧れです!!」
自分のぶれていく思考をいったん断ち切ってスティングは、ナツに向かってはっきりと宣言した。
・・・・?
が、返事はない。。。
・・・・・照れてんのか?まさかな。。
身を起こしてナツの方をそっと窺うと、、、、、ルーシィの両頬に手をあてている。
そして、スティングの方を向いて、口の前に1本指を立てた。
黙れって事だろう。。。
そして、口をパクパクさせる。
ん?
『体が冷えて、震えてんだ。起きちまうから静かに寝てろ!!』
滅竜魔導士にしか聞き取れない声色で、そう言った。
この人はこうやって、一晩中、ルーシィさんの冷えた体を撫でてやるつもりなのだろうか?
スティングは言われた通り、座っていたソファに戻り、身を沈めた。
直ぐに睡魔はやってきた。
そしてナツは、眠っているルーシィに腕を回し布団にもぐっていった。
そしていつもの朝を迎える。
「キャーーーーー!!!!!」
完
*
おまけ
ナツ達は帰路に着いていた。。
「良かったね~ルーシィ!!依頼以上の仕事をしたからって、報酬倍にしてくれて!!」
「うん!!」
ハッピーにそう声をかけられ、スティングに肩を借りて歩くルーシィがうれしそうに笑っている。
「でも、本当によかったの??スティング君!」
「あぁ。いいっす。オレは見学させてもらってただけだし、子供と遊んでただけっすから!」
明るく笑うスティングの顔が、すぐに、、、、ゆがむ。
後ろから、じ~~~っと、ならんで歩くルーシィとスティングをにらむ存在があるからだ。
「なっナツさ~ん!!そんな後ろにいないで、ルーシィさん運ぶの替わってくださ~い!!」
それを聞いて、ピクピクっと眉を動かすナツが歩みを早めて、追いつこうとしてくる。
「!?!?ナッ!!ナツはいいの!!!あたしは、スティング君に頼んでるの!!それとも、スティング君 あたしに腕貸すのヤなの。。。?」
クリクリっとした大きな目を潤ませて、スティングを上目使いで見つめるルーシィ。。。
「う゛っ!?」
なんだこの人、、、やっぱかわいい顔してるよな///
後方からの視線が、再び刺さる。
「うう~。。オレを挟んで何やってるんすか?」
仕方なく、肩を貸している相手に質問する。
「///いいの!!・・・ナツに運ばれたら・・・・」
心臓いくつあっても足りないわ。とこの距離で、自分がやっと聞き取れる声でルーシィさんが答えた。
きっとナツさんには聞こえていない。
「はぁ!?普段から、仲良いからいいじゃないですか!!」
「触れたらダメ!!心臓の音が聞こえちゃう///もん///」
真っ赤になって俯くルーシィ。
そして、風に乗って聞こえってくる低い声。
「スティングてめぇ、どこ触ってんだ!!」
これも、きっと自分にしか届かない声で。。。
何やってんだこの人達。。。
チラッと、後ろを確認すると、、、、
「うわぁ!!」
我慢の限界のナツが、ズンズン近づいてくる。
ハッピーは、少し離れた上空を優雅に舞っている。
「ルーシィさん!!限界です!!俺、ナツさんの焼きもちが怖いです!!!」
つい大きい声で言ってしまった。
いや、言ってやった。
後ろで近付いてきていたはずの足音が止まった。
確かめる様にそちらを向くと、真っ赤な顔のナツさんがいる。
そして、自分のすぐ脇で、徐々に赤くなっていく女の人。
はぁ。。。
この間に入りたいと思っていたけれど、、、疲れた。。。オレを巻き込まないでくれ!!!!
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて、この後どおやって帰ったのでしょう??むふふっ(´艸`*)ご想像にお任せします。完結です。
なんか、最後やっつけでごめんなさいm(__)m 強さって色々ありますよね? 今回は、ルーちゃんのつよさがテーマでした。
注) スティング→ナツ でも スティング→ルーシィ でもありません。 あえて言うなら、、、、スティング→ナツルー かな?
ブクマ、評価、コメなどありがとうございます☆
ご感想などありましたら、どしどしお待ちしております。何とか次につなげていきたいです(*´▽`*)