2016.11.~#フォロワーさんの絵から小説を書かせていただく ブロンドさんのグレジュビちゃんから
こころに秘めた・・・
窓からオレンジ色の日が差し込んでくる、普段よりも少し静かな夕方。
先程依頼から帰ってきたばかりの水の魔導士ジュビアは、カウンターに近いテーブル席に一人座った。
そしてキョロキョロと辺りを見回した後、大きなため息を1つ落とし鞄の中から何かを取りだしテーブルにのせた。
「……グレイさま…ジュビア、ただ今帰りましたっ」
「………」
何も喋ることのない人形の頬をつついていると、テーブルにグラスが1つコトリと置かれた。
「お帰りなさい、ジュビア」
「ただいまです ミラさん。ありがとうございます」
ついでに仕事の報告を済ませながらジュビアは、テーブルに置いていた人形を自分の膝に乗せた。
ミラは微笑みながら「よく似ているわね、もうすぐ帰って来るんじゃないかしら?」と、優しい声色で告げてくれた。
その言葉を聞いてジュビアは膝に乗せた人形を、大事そうに嬉しそうにほほ笑みながら抱き締める。
大好きな人に似せて自分で作った人形。それは一つではない。
大小様々な大きさがあり、様々な素材で出来ている。ジュビアの行動範囲の各所に設置されており、その一つ一つに役割があるのだ。
先程鞄から取り出したこの人形は、“お出かけ用グレイ様人形2号”だ。1号は、はじめて作ったもので大分くたびれてしまったので、最近作り直したのだ。もちろんお出かけ用グレイ様人形1号はジュビアの家で大切にされ隠居生活を送っている。
――グレイ様……早く会いたいですっ
ギュっと抱きしめられたお出かけ用グレイ様人形2号は、ムギュっとジュビアの豊満な胸に抱かれ歪に頭をゆがめてしまっている。
そのあり様を、依頼から帰ってきたばかりのチームの一人が目にとめ、大きなため息を一つおとした。
――また……何やってんだあいつは…
酒場にいたギルドのメンバー達とあいさつを交わしながら最強チームのメンバーは、カウンターのミラジェーンの元へ仕事の報告に向かう。
チームメイトのナツやルーシィが騒いでいるが、ジュビアは自分の世界に入ってしまっているようだ。
その所為で、最強チームの一員である本物のグレイ様の帰還にまだ気が付いていないようだ。
人形をぎゅっと抱きしめたかと思えば、テーブルに座らせて何やら謝っている。そして人形にすがりつくジュビアに、呆れを通り越してグレイはだんだんと不機嫌になっていた。
――そんなに大事か?
――その人形が……オレ、帰ってきてんだけど…
何故イライラするのか、その事に関してグレイはあえて深く考えないようにしている。
――なんかあれだな……
――気付かねんだから、ほっといてもいいか……?
仕事の報告はエルザに任せにして適当に相槌を打っていたグレイは、視界の中でジュビアの目がハートに変わりくねくねと体を揺らし始めていることに気が付いた。
そして徐に人形を自分が上を向くような位置に抱え上げ、ん~っと唇を突き出した。
だが、今まさに人形の口とジュビアの唇がくっ付きそうになった時、お出かけ用グレイ様人形2号は冷気によって凍らされてしまった。
「……何やってんだ、人形相手に……はぁ…」
ため息交じりにそう言うと、自分の妄想の中に深く潜り込んでいたジュビアが現実に引き戻された。
その表情は瞬時に笑顔になり、そして少し怒った顔をする。
「グレイ様おかえりなさいませっ ご無事で何よりですっ……でも、凍らせるなんあんまりですっ」
「……あんまりって…これどうせオレなんだろ? …お前の好きにはさせねぇし……」
凍らされてしまったお出かけ用グレイ様人形2号は、グレイにつまみあげられていた。
まじまじと見つめ合うグレイ本人とグレイ様人形。その光景は、ハラハラと見つめるジュビア以外から見れば、面白いことこの上ない。
「すげぇな…バージョンアップしてやがるっ……今回のは、キズの位置まで同じかよ…ある意味恐ぇぞ…」
「グレイ様ですけど、それはジュビア専用のグレイ様ですぅ 返してくださいぃ」
取り上げられてしまったグレイ様人形。それはもちろん大事なもので、人形だろうがグレイと名の付くモノに害をなす者がいれば身を呈してでも奪い返す覚悟があるものだ。
だが、取り上げたのがグレイ本人となれば話は別だった。ジュビアには手を出すことなんてできない。どうしようもないのだ。
氷は溶かされたものの、いっこうに返してもらえないお出かけ用グレイ様人形2号。
自分の行動に呆れたグレイ自身に、無残にも破棄されてしまう――まではいかないとしても、返してもらえない恐れはあった。
――うわぁぁぁん…グレイ様がグレイ様を~っ
――人質にするなら、是非っ! ジュビアをっ!!
――ん? ……グレイ様が……お人形……をっ!?
「グレイ様っ お人形が欲しいんでしたら、このジュビアの形を模したジュビア人形を差し上げますぅ!! だからグレイ様は返してくださいぃぃ!!」
目に涙を浮かべていたジュビアは、カバンから水色の髪の人形を取り出した。それもまた、見事に服の細部や胸やくびれまで再現されている。
「さぁ、グレイ様。……ジュビアでしたら、頬擦りしても、ほっぺプニプニしても、ちゅっちゅしても、少し乱暴に服を脱がせても、いいんですよっ どうぞジュビアをグレイ様の好きにしてくださいっ」
ジュビアの発言に、酒場にいた男共はにニヤニヤとした嫌らしい笑みを浮かべている。その視線はグレイの苛立ちに拍車をかけていく。
「グレイ様ぁぁぁぁぁ」
ジュビア人形を手に持ったままジュビアはグレイにしがみついた。それをさりげなく受け止めグレイは大きなため息をわざとらしく吐き出した。
グレイの腕の力が緩むと、ジュビアはすかさずお出かけ用グレイ様人形2号を救いだし、ジュビア人形と入れ換える事に成功した。
グレイの手の中にジュビア人形が何処か嬉しそうに握られている。持ち上げたジュビア人形をまじまじと見つめるグレイ。
そのようすを、ジュビアは少し恥ずかしそうに、ジュビア以外はニヤニヤとした笑みを浮かべて見ている。
周囲からの生暖かい視線にやっと気付いたグレイは、ジュビア人形をポンとジュビアに向かって投げ返した。難なくキャッチするのを目に映した後グレイは、無表情で静かに拳と掌をポンと合わせた。
一瞬にして、いやらしい笑みを浮かべていた見物人に氷の矢が降り注ぐ。
「見てんじゃねぇぞっ」
そう言うとグレイは不機嫌そうにジュビアに背を向け、料理の注文の為カウンターに向かってしまった。
背中に受けたジュビアの悲痛な自分を呼ぶ声に、「ちょっと待ってろ」と小さな声を返した。不機嫌そうに怒っている体制を作っていても、実際グレイはさほど怒ってはいない。
ただ、周囲からのいやらしい笑みはどうしても気になってしまうし、少々虫の居所が悪いだけだ。
そのグレイの姿を、カウンターからチームメイトのルーシィやエルザが眺めていた。
「…なんかあれよね…グレイも、素直になればいいのにねぇ」
「あぁ……まったく、しょうがない奴だ」
ルーシィとエルザが顔を見合わせて、そろって眉を歪ませた。そしていたずらに笑ったルーシィがエルザの耳に顔を寄せた。
「大体さぁ、グレイのあの苛々って……」
「あぁ……ジュビアからの『おかえりなさい』が一番になかったからだな」
「そうそう。しかもその理由が、ジュビアが人形に夢中だったからっ……ホントしょうもないよね…それって、ヤ…」
そこまで口にしたところで、話を遮る様にルーシィの金髪に冷たい手がのった。
ルーシィの背後には、話しの中心人物がいる。
「……なんだって? 姫さん方…」
「…なによぉ…でも、図星でしょ?」
「わかっているんだろ?」
本人の登場にも動じず、頭に腕を乗せられたルーシィはグレイにあっけらかんと笑顔を向けた。
その裏の無い笑みに毒気を抜かれながらグレイは、上着を一枚脱ぎ捨てた。
――人形にヤキモチ……?
――いや、この場合自分に……?
先程まで自分にそっくりに作られた人形を握っていた手を、ボンヤリと見つめるグレイ。
その手は、苛々に任せて取り上げた自分によく似た人形を掴むと、つい力を入れて握りしめていた。
何か思いふけっていたグレイに、エルザの鋭い視線が飛ぶ。
「お前は、いつまで……いや…何に、こだわっているんだ?」
「はぁ? …別に…こだわってることなんか…」
面倒くさそうにグレイはエルザから視線を外した。そのグレイの様子に構わず、エルザは話を続ける。
「では何故、ジュビアに応えてやらん?」
「何故って…あいつの好きは、憧れで、オレを本当に好き訳じゃねぇだろ……」
苦虫をつぶす様に絞り出された声に、エルザとルーシィは顔を見合わせた。
「グレイ……お前、は変なことを言うな…おいルーシィ、教えてやってくれ」
「んん?」
いきなり自分に振られたルーシィは、驚きの顔を見せる。
「ルーシィ好きとはなんだ? 憧れと好きの違いっとは何だ?」
「なっなんであたし……でもそれってさぁ……っジュビアッ!!」
顔を持ち上げグレイに視線を移したその背の向こうに青い影が揺れた。
こちらに歩み寄ってきていたジュビアの目に、溢れんばかりの雫が既に滲んでいるように見えた。
ルーシィに声をかけられた瞬間、ジュビアはブワァっと自らを水に変えギルドから飛び出していってしまった。
「「ジュビアッ!!」」
「グレイの馬鹿っ 一般的に憧れと好きは似ていて異なるものかもしれないけど、ジュビアの憧れと好きは違うものじゃない! ジュビアの気持ちはいつだって本気だったじゃないっバカバカ 本当は、わかってるくせにっ」
ルーシィの剣幕に、グレイは反論の言葉を飲み込んだ。
驚いて振り返ったそこに、一瞬だけ見えた悲しそうな表情のジュビア。大きな目から大粒の雫がこぼれ落ちていた。
*
ギルドを飛び出したジュビアは1人、宛ても無く歩いていた。
――ジュビアの気持ちを疑うなんて……あんまりですグレイ様…
――そりゃぁ、グレイ様に振り向てほしいです……でもっ
――本当は、ジュビアには…この想いだけでも…十分なんですよグレイ様
――だってもう……本当は十分に貰っているんです
――……応えてくれなくても、ジュビアの気持ちは疑わないで……
――グレイ様が…教えてくれた…
――青い空を、楽しい事を、
――ワクワクする心を、気の置けない友を……、愛を…
――すべて、グレイ様がジュビアにあたえてくださった事…
――グレイ様が、ジュビアのすべてだから……
――だからジュビア…、これ以上望んではいけないって解っているんですよ
――ジュビアの気持ちを…わかってもらえなくったって…
――ジュビアの気持ちは…本当なんです…
自然と向いた歩みの先には、大きな木に囲まれた噴水のある公園。
噴水の雫に釣られるように、ジュビアは公園へ踏み入った。
そこに、見慣れない花売りのワゴン。それを目に留め興味を惹かれたジュビアは、そこに歩み寄っていく。
――グレイ様が、そう思う方が楽ならそれでもいい……
――ジュビアが、グレイ様を追いつめてはいけない
――グレイ様は、誰のモノにもなれない……わかっているはずなのに…
――グレイ様自身が……それを望んでいないんだもの…
――だからジュビアはグレイ様に付き纏って、グレイ様を好きだって寄ってくる女どもを蹴散らすんです
――だって、グレイ様は優しいから……好きの気持ちを受け取れないと、心を痛めるから…
――グレイ様を守るのは、グレイ様にすべてをもらったジュビアの役目…
――なのに、…困らせてばかりで…ごめんなさい…
その時、背後に見知った気配が複数感じられた。
慌てて隠れるジュビア。公園の大きな木々に身を隠しジュビアは、今公園に入ってきた右胸にギルドマークを刻んだ半裸の男に目を奪われたいた。
覇気の感じられないグレイの疲れた様子に、ジュビアの胸は一層ぎゅうぎゅうと痛んだ。
――……ジュビアの心が痛むのはいいんです…グレイ様
――それがグレイ様の為なら…いくらだって…
――せめて……ジュビアは、グレイ様が気を使わないでいい唯一の存在になりたい…
ジュビアを探しに出たグレイとルーシィ。そしてルーシィに引っ張ってこられた、ナツとハッピー。
マスターに呼び出されてしまったエルザに『任せたぞ』と、背を叩かれたナツがその竜の鼻をスンと鳴らし、ここまで来たところだ。
先頭を歩いていたナツは、噴水の前まで来てキョロキョロと辺りを見回した。そしてこの上なくめんどくさそうに肩をおとした。
「……ぬあぁぁぁ…匂い混ざっちまった」
「え?」
「は?」
「あぁ、ここ人多いもんねぇ~」
ハッピーがルーシィの腕から飛び立つと、上空からキョロキョロと辺りを見回している。そして、首を横に振って降りてきた。
「……見失っちゃったかぁ」
「……悪ぃな、ルーシィ、ハッピー」
ここまで付き合ってくれて悪いなと、礼を述べるグレイの顔はどこかほっとしたようにも見える。
そんなグレイを、少し怒った目で睨んだルーシィの視界に珍しいものが目に入った。
噴水の広場に、珍しく花売りのワゴンが来ているのだ。
色とりどりの花を目に、ハッピーは楽しそうなものを見つけたと翼を広げ、ハッピーを追う様にナツも花売りのワゴンに向って駆け出してしまった。
その1人と1匹の背中に、ルーシィは小さなため息を一つおとした。
木陰から、楽しそうにじゃれ合うルーシィとナツを、そしてそんな二人をあきれ顔で眺める優しい優しいグレイを、ジュビアは物陰に隠れながら見つめていた。
――ジュビアの心が……グレイ様に解っていただけなくても……まだ、いい
――また明日には、ジュビア頑張りますからっ
合えて、姿を見せる事はできなかった。彼らに見つかる前にと、ジュビアは静かに公園を後にした。
「ねぇ、グレイ」
「なんだ?」
赤・青・黄・その他、7色の花を手にナツは虹色だなっと騒いでいる。
「ジュビアの事…」
「……はぁ…みなまでいうな…」
――わかってる
――あいつが、オレをなんだか美化しまくっているのは気に食わないが……
――気に食わない時点で、本当のオレを見てほしいって事なんだ…
――それが意味する物なんて……
「黙ってられないわっ いつまでも……ジュビアの気持ちの上に、胡座かいてんじゃないわよっ」
大きな丸い目を、思いっきりつり上げて妹分のルーシィが睨み上げてくる。たいして恐怖を覚える事は無いが、その目の奥が真剣でグレイはたまらなく情けなくなってきた。
「わかってるなら、何とかしなさいよっ」
「…」
分かってはいるが、解るまでに時間をかけすぎてしまって、今更どうしたらいいのかわからなくなってしまっている。
そこに聞こえてくる聞き慣れた声。
『ルーシィちょっとこいよっ』
『ルーシィ 見て見てぇ! ちょっと古くなって売れなくなったお花貰っちゃった~っ』
声につられ、グレイとルーシィは花売りのワゴンに近づいた。
「わぁっ 綺麗なマーガレット!!」
「なぁ、これ…くえんのか? 何色が美味いんだ?」
「はぁ? 食べるものじゃないわよっ!!」
ナツが抱え込んでいる7色のマーガレットの花束を、食べらせまいとルーシィは手を伸ばした。
それを楽しそうに避けるナツ。そしてやれやれと、でも巻き込まれまいとハッピーは空に逃げている。
ナツとルーシィによる小競り合いに、ワゴンの花売りが優しい声色で話しかけた。
「マーガレットって、色によって花言葉が違うんですよ」
「え…そうなんですか?」
花言葉という単語に、やはり女の子のルーシィは興味津々の様だ。
キャッキャと花売りと楽しそうに語らい合っている。
そうしてから、ナツの手の中にある花をチラリと覗き込んだ。
「ダメだよルーシィ……オイラは、シャルルにあげるんだからねっ」
「やらねえぞ…いぁ、これやるからなんか食わせろっ」
強く言い切り空に逃げた青猫から笑い声が溢れ出す。その笑いにひるんだナツの手からルーシィは花束を取り上げる。七色のマーガレットを手にいたずらに微笑むルーシィ
「もうっ、しょうがないから貰ってあげるわよっ」
「……うまいもん食わせろよなっ」
「わかってるって」
目の前で、たっぷりとイチャつかれたグレイは渇いた笑みを浮かべ、大きく吸い込んだ空気を一気に口から吐き出した。
グレイと同じようにまいったなと渇いた笑みを浮かべていた花売りが、グレイを目に留めにっこりと微笑んだ。
「お兄さんは何か買ってくれるかい?」
「……あぁ、そうだな…」
そのワゴンの中に、他より少し大きく咲いた一輪の花がグレイの目を引いた。
グレイは色とりどりのマーガレットの中から、1輪のそれを選んだ。
*
*
*
夜、ほとんどのギルドメンバーは家路に着くか、飲み潰れてその場で眠りこんでしまった静まり返ったギルドの酒場。
カウンター近くのテーブルの上に、半裸の人形が横たえられている。
「ぐすん……グレイ様、カッコいいです……大好きですぅ」
人形の前に水色の髪を揺らしながらジュビアが1輪の花を握りしめていた。
そこに、ニヤニヤと笑みを隠せないルーシィとハッピーが歩み寄ってきた。
「ねぁ、ジュビアっ マーガレットの花言葉知ってる?」
「えっと……誠実・信頼・真実の愛とか友情とか?
はっ! まさかルーシィ……グレイ様のくださった花に何か意味があるって事ですかっ」
勢いよく持ち上げられたジュビアの可愛らしい顔から、鋭い視線がルーシィに向けられた。
その目には、じわじわと涙が滲んでいく。
「……グレイ様が、『悪かったな』ってこのお花をくださったんです…悪かったって、どういう意味なのっルーシィっ!!」
ガシッと、ルーシィの肩を掴んで真剣そのものの少し怖い位のジュビアは、自分が真ん中に写っている大き目を覗き込んだ。その目は数度瞬きをした後、フッと優しく弧を描いた。
「…バカねジュビア。あなたがグレイから貰ったのは、白いマーガレットよっ」
それ以上は言葉にせず、ルーシィはにこにこと優しい笑みをジュビアに向ける。
ルーシィの表情に、ジュビアのこわい位真剣な表情が緩んだ。
「……なんです? 1人分かった顔してっ……意地悪しないで教えなさいっルーシィ!!」
「ふふふっ 自分で調べなきゃねっジュビアッ」
その方が面白いじゃないっとルーシィはジュビアに向かって、ウインクしてみせた。
友人のその表情に、ジュビアの胸に名暖かいものが湧いてくる。
白色のマーガレットの花言葉
“心に秘めた愛”
Fin
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書いたっ!!書いたぞっ( ;∀;)
内容は出来てたんだけど、中々書いていく時間がなくって、右往左往しちゃったぜ←
グレイとジュビアの関係って、水面下でいろいろありそうで楽しいですよねっ(*’ω’*)
イチャイチャさせたい気持ちもたっぷりでしたが、今回はここまでっ笑
ブロンドさん、イラストありがとうございます。
お楽しみいただけたでしょうか?
実力不足は否めないですが、楽しみながらも精一杯書かせていただきました。
少しでも、楽しんでいただけたら嬉しいでっ(*’▽’)♡
ありがとうございますっ!!!!