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2014年03月02日

ヤキモチ ②

 つづきです。 双方自覚済みのナツ→←ルーシィのお話です。
 長くなってきたので、とりあえず途中までうp。

 オリジナル設定とかありますので、苦手な方はお戻りくださいm(__)m
 何でもこいのお優しい方は、暖かい目で誤字脱字に注意してお進みください(^^)/ どぞ~ ^^) _☆~~

 

スティングとルーシィは、駅前広場の噴水をバックに何枚か写真を撮られた。

2人きりで、デートと言われれば、、、生まれてからこの方付き合った人はいないのだ。

緊張するし、少しテレが入りそうだったが、来てみれば茶色い猫ちゃんのレクターが一緒だった。

そのため肩の力が抜けたのが、自分でもわかった。

 

 

「ルーシィさん。今日はなんかスミマセン。ナツさん大丈夫っすか??」

「スティングくんが謝る事じゃありませんよ。これは雑誌の企画なんですから!ねっ?ルーシィさん!」

 

ペコペコと頭を下げるスティング。

と堂々とした様子のレクター。

1人と1匹の態度の違いに若干顔をひきつらせながら、ルーシィも笑う。

 

「そうよ。仕事よ!!・・・仕事なんだから!!・・・・・ナツの事は、気にしなくていいわよ!

 オモチャかいなくって、面白くないだけなんだから。。。

 ハッピーは、久しぶりだったから、少し気の毒だったかな?

 ・・・でもさっ、折角マグノリアまで来たのに相手があたしでごめんね??」

 

「・・・・・・・仕事、、、ですもんね。。。」

「スッスティング君!!そんなイヤイヤ来た風に言われても、ここで凹んじゃダメです!!ファイトです!!」

 

はぁぁ。。ハッピー、、、涙まで流しちゃって。。。

そんなに寂しかったのかしら?

ちょっと長めの仕事から帰ってきたばっかりだもんなぁ。

・・・・・・疲れてんだろうな。。。はぁ。。

今日は、久しぶりにナツ達とのんびりしたかったのになぁ。。。

 

凹むスティングたちのやり取りを気にも留めず、ナツとハッピーの事が気になるルーシィ。

 

「スティング君!!ファイトー!!!」

「おお!!レクター。サンキュー///」

 

スティングはすぐに笑顔を取り戻し、ルーシィにその笑顔をむける。

 

「ルーシィさん。折角だし楽しみましょう!!ナツさんにもハッピーにもお土産買っていきましょうよ!!」

「フフッ。そうね?ありがと!!スティングくんは、ナツと話ししたかったんでしょ??ごめんね?追い返しちゃって。。。」

「はい!!後で、ギルドに顔出させてもらいますから!!」

「うんっ!ギルドに居ればいいんだけど。。。まぁ今は、楽しもっか?ナツ達は、ギルドに居なかったらあたしんち来ればいいし!!」

「ルーシィさんの家ですか?」

「ルーシィさんの家に、ナツさんとハッピーがいるんですか?」

「まぁだいたい。。アイツ等泊りの仕事から帰ってきたばっかりだし、夜にはうちでご飯食べていくと思うのよね~。」

 

楽しそうに笑うルーシィ。

アンタ達も食べていく??と、極上の笑顔を向けてくる。

 

「っ!!俺、ルーシィさんの家行ってみたかったんです!!」

「へっ?」

「スティングくん。大胆発言ですねぇ~!!」

「だって、ナツさんが通ってるって!!何かそこに強さの秘訣でもあるのかと。。。」

「ハハッ。。。そんなのは無いけど、、、ナツとはうちで話する??」

「えっ?いいんですか??」

「いいよ~。ナツ達が居ればだけどね!?」

 

さり気なく、一線を引かれてしまうスティングとレクター。

 

「はい!」「やりましたね!!スティングくん。」

「アハハッ。スティング君って、ホントナツが好きなのね!!」

「もちろんですよ!!オレの憧れです!目標です!!」

「・・・ナツが憧れねぇ。。。。そんな目キラキラさせちゃって、、、フフフッ。スティング君って可愛いわね?」

 

自分が褒められるよりも嬉しそうにルーシィがやさしく笑う。

 

「////////////////。」

 

「あっ!そう言えば。。。ちょっと買い物思い出したんだけど、、、よってもいいかな??」

「はい!!何処でも行きますよ!!デートですから。。。仕事でも。。。。」

「ファイトです!!スティング君!!」

 

すっと腕を出すスティング。

少し間を置いて、ルーシィがその腕にちょこんと手をのっけた。

すると、スティングの肩が、ビクンと跳ねた。

ルーシィの腕の中で、レクターが呟く。

 

『パシャリ』

 

「だんだん楽しくなってきましたね!!お2人とも!!」

「フフッ。レクターが応援してくれてるからじゃない?折角マグノリアまで来たんだし、レクターは行きたいところとかないの?」

「えっ?ボクですか??主役は、お二人ですよ!!」

「何言ってるのよ。レクターだって、折角来たんだから~!!食べたいものとかは??」

 

目をクリクリさせて、腕の中のレクターに微笑みかけるルーシィ。

 

(///ルーシィさんやさしいなぁ。。。見た目だけじゃなくって、可愛い人だなぁ♪)

 

「///じゃあ!!ボクは、ルーシィさんのクッキーが食べたです!!」

「・・・えっ??」

「以前ハッピー君が言っておりました。ルーシィさんのお魚のかたちのクッキーがとってもおいしいんだと。」

 

「・・・・///そっそうなんだ。。なんか、そう言われると嬉しいな///わかった!!いいわよ!!丁度昨日たくさん作ったし!!」

「じゃあまず、ルーシィさんの買い物ですね!!」

「何を買うんですか?ルーシィさん。」

「////えっとね?・・・・・・・・・・・。」

 

こしょこしょと、顔を赤くして小さい声でルーシィが囁いた。。。

 

 

 

 

ルーシィ、スティング、レクターは、一件の店の前までやってきた。

そこは、魔導SHOP。

店に入る前に、カメラマンから声がかかる。

 

「ルーシィちゃん!もう1回スティング君にくっ付いたり出来ないかな~??」

 

キョトンとした表情のルーシィに、カメラマンからの言葉が続く。

 

「ほらっ。サラマンダー君にするみたいに~!!」

 

途端、ルーシィは顔を赤く染めて俯いてしまう。

動きの止まってしまったルーシィを、スティングが背を丸めてその顔を覗きこむ。

 

「ルーシィさん??」

 

赤面して、目に涙を浮かべているルーシィの顔を正面からとらえ、つられてスティングも顔を染めた。

 

『パシャリ!!』「2人ともいい表情だね~!!そのまま行ってみようか~!!」

 

赤面して、微動だにしなくなったスティングを、レクターが服に飛びつき 容赦なく揺さぶった。

 

「スティング君!!しっかりしてください!!」

「っ!?うっぷぅ。。。ゆっ。。レッレクター。。。揺ら。。さ。ないで。。。」

 

ガクガクと揺さぶられたスティングが、今度は顔を青くしている。

 

「はっ!?スッスティングくん!!しっかり~!!!」

「・・・・・・。」

 

2人のやり取りを目に止め、ルーシィがクスクスと笑いだした。

だって、あんまりにもいつも一緒にいる奴らと一緒なのだ。

なんとなく微笑ましい気持ちになる。

 

腕の中から、居なくなったレクターの頭を軽く撫でてルーシィは、顔色の戻ってきたスティングの脇をすり抜け店の扉に手をかける。

両手で、少し重い扉を開いたまま「早くおいで~!!」と、スティングとレクターに笑顔をおくってきた。

 

『パシャリ』

 

心なしか、頬をピンクに染めたスティングが、それに応じ店の中に入った。

 

 

店から出てきたルーシィの腕には、小さな紙袋。

 

「フフッ!やっと買えたわ~!!」

 

ルーシィが上機嫌で笑う。

 

「・・・・それ、そんなに欲しいものだったんですか??」

 

ん~??と目を丸くしたルーシィが、ニンマリと笑った。

 

「欲しかったもの。。。うん。必要なものかなぁ??加工の関係でここでしか売ってないのよ!!」

「それは、必需品ってことですか?ルーシィさん。」

 

「う~ん。。。そうだと思うわよ?」

「「・・・・・思うわよ??」ですか?」

 

「普段は使わなくても、ほら仕事の時は必需品なんじゃない??」

「あぁ~。戦闘時に使うんですか~。納得です!!」

「皆さんよく動くから、汗かきますもんね!!スティング君も付けたらいいんじゃないですか?」

 

「でも、なんでその色なんですか??青とかピンクとか白とかが似合いそうでしたけど。。。」

「ん??・・・・いつもこの色だよ?」

「え?他のも持っていると思ってました。柄の入ってる物とか、洋服に合わせたりして。」

 

「柄って、、ドラゴンとか??洋服に合わせてって、、、まぁ、あんまり種類も売っていないし、、、しょうがないんじゃ。。。」

 

「スティングくん、そんなこと言ってはいけませんよ!!いつも同じでも、基本っていえば基本の色ですから、これならきっと何にでも合うんですよ!!」

「そうなのか!!レクター!」

「それにしても、女性のファッションに対しては、言葉を選んだ方がいいですよ?スティングくん。」

 

レクターの言葉にルーシィは、なんとなくずれていた会話に合点がいった。

 

「あのね?これは・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

その足で、公園に行ったり、夕飯の買い物に突き合わせたりして、何度かシャッターを切られた。

 

最後に妖精の尻尾に向かうことになったのだが、一度夕飯の買い物を家に置いきたいと、ルーシィが申し出たことによって、一行の足はルーシィの家に向かう事になった。

運河沿いの石造りの道を歩いて行くと、船に乗ったおじさんから声がかかる。

 

「ルーシィちゃ~ん!!気を付けろよ~!!」

「は~い!!大丈夫~!!」

 

レンガ調の2階建てのアパートが見えてくる。

その2階の部屋に・・・・・・既に明かりがついている。。。

 

「・・・・・はぁぁぁ。。。。」

「?どうしたんですか??ルーシィさん。」

 

 

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何処までも、鈍感ルーちゃん。 空回り、相手にされないスティングがいたら、可愛い♡

 

 

~デート中を尾行するナツとハッピー~

 

ルーシィのあの白くて柔らかい腕をスティングが強引に引っ張って街中を歩いていく光景が目に浮かぶ。。。

・・・自分で想像してしまったことに、額に青筋が浮かんでいる。

 

結局居てもたっても居られず、ナツはルーシィのストーキングを始めた。

もちろん、ぶすくれているハッピーも一緒だ。

建物の屋根の上を渡り歩き 何時も通りの賑やかなマグノリアを上から見渡す。

程なくして 桜色と青色が、金髪2人見つけた。

レクターを腕に抱えたままルーシィがスティングの脇を歩いている。

・・・・結構楽しそうに笑ってやがる。。。。。

 

( はぁ。。。オレ何やってんだ。。。?これじゃぁ、絶賛ストーキング中だ。。。)

 

あまり近づくと、スティングに気付かれかねないのでこれ以上距離を詰めるわけにはいかない。。。

 

「ねぇナツ。。。オイラ、、、、なんか空しい。。。」

「・・・・みなまで言うんじゃねぇ。。ちょっと忍者みたいで楽しいじゃねぇか!!」

「最初だけはね・・・。ルーシィィィィ!!ツッコミ不在だとなんか締まらないよぉぉ。。。」

「・・・・・・・・・・・。」

 

カメラマンに話しかけられて、顔を赤く染めるルーシィに、、、、スティングが見惚れてやがるな。。。

何やら2人で顔を寄せ会話をしている。

・・・・・チッ聞こえねぇ。。。

 

何でこんなにイライラしてくるのかは、その正体は、、、もうわかっている。

ずっと気が付けなかったけど、、、

オレが連れてきたんだからと、、、

ちょっと特別な仲間だと思っていたんだけど、、、

仲間の中で『特別』という事自体 はじめっからありえなかったんだ。

 

他の奴らがルーシィを可愛いと褒めれば、チクリと胸が痛んだ。

あの耳通りのいい声で、名を呼ばれるだけで、気持ちが弾んだ。

無邪気に笑いかけてくる。。。それだけでご機嫌になっている自分がいる。

ワクワクすることが大好きで、なんでも一生懸命で、仲間思いで、曇りのない性格も、心地い声も、やさしい甘い香りも、すべてがルーシィで、共に過ごす心地いい日々。

 

時折見せる寂しさも、つらさも、、、背負っている荷物を一緒に持ってやりたいんだ。

 

オレ自身が知らないところで勝手に走り出していた感情。

思うほど苦しくって、でも振り返って、引き返す事なんて出来るわけがない。

・・・・もうそこまできちまっている。。。

自分の心にハッキリとルーシィの居場所があるんだから。

 

 

こんなに、大切なんだって、必要なんだって、思えたのは初めてなんだ。

 

 

・・だから逃げねぇ。。。

 

 

・・・真っ直ぐ、突き進んでいくって決めたんだ。

 

 

・・・・・だが!!こんな、後ろをコソコソとついて歩く予定はなかったはずだ。。。

 

 

 

『パシャリ。パリャリ。』

 

と写真が撮られている様だ。

2人と1匹が、魔法SHOPに入っていって、、出てきた。

ルーシィの腕には紙袋が握りしめられている。。。

ニコニコ笑いやがって、、、

少し離れすぎていて、会話が聞き取れない。

 

耳に神経を集中する。

 

「柄って、、ドラゴン・・??洋服・・・・・しょうが・・ない・・。。。」

「・・・・すよ!!」

「・・・・レクター!・・・・」

「・・・女性のファッション・・・・スティングくん。」

 

よく聞き取れないようで、ナツは不機嫌に唇を突き出す。

 

・・・ドラゴンがどうしたっていうんだよ?

 

どんどんつまらなくなっていくナツ。

ハッピーも、欠伸をしている。

そして、見ていて楽しいものでもない。。。

バッと乱入して、ルーシィを脅かしたいし、スティングとのデートとやらも中止させたい。。。

 

だが、そんな事をすれば。。。。。。

ルーシィどころか、、、あの魔人に何されるか解らない。。。

モヤモヤする気持ちは残るが、、、先程ルーシィが腕に抱いていたレクターは、自分で地面を歩いている。

ルーシィの顔は笑っているが、、、オレ達といる時ほど楽しそうに見えない。。

 

そこで、性能のいい耳が、ルーシィの声をひろった。

 

「...昨日作ったクッキーあるから、それ持ってギルド行く??」

 

!?

 

「ハッピー。ルーシィ昨日クッキー焼いたらしいぞ。。。」

「!?お魚の??」

「ん?それはわかんねぇけど。。。。」

「あい!!」

 

いそいそと、桜頭と青い塊がルーシィの部屋の方に向かって飛び立った。

 

「ねぇナツ。」

「あ?」

「ルーシィ、、、お疲れだったね?」

「ん~?あぁ。」

「オイラ達と一緒の時は、もっと楽しそうにしてるよね??」

「・・・・・んなの。当たり前だろ!!!」

 

ハッキリしない関係で、ハッキリと他の男を追っ払えない状況だが。。。

・・・・・牽制することはできるはずだ。。。

 

 

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

屋根の上からって、、、忍者か___??ナツー!!ファイトォ!!!

 

 

ルーシィは腕に握りしめた紙袋を大事そうに抱えながら、ご機嫌で歩いていたはずだった。

風に揺れる金髪が、水面に反射した光を弾いて輝いて見える。

船乗りのおじさん達に声を駆けられ、それにこたえた後、ルーシィの目に自室の窓が映る。

 

時間は夕方、冬なので、少し短い日照時間。

まわりはすでにオレンジ色から薄暗くなり始める中、煌々と部屋が照らされている。

部屋の主の自分は、ここにいると言うのに。。。

 

ルーシィが走り出した。

慌ててその後ろを、荷物を抱えたスティングとレクターが走る。

カメラマンたちも慌てている。

 

「ルッルーシィさん!?」

 

スティングの声にルーシィは、走りながら振り返った。

 

「クッキー全部食べられちゃうわ!!」

 

視界には、開け放たれた窓。。。

カーテンが、風邪をうけてユラユラと揺れている。

ルーシィが階段を駆け上がり、ドアを勢いよく開けた。

 

「ナァツゥ!!!ハッピー!!!不法侵入!!!!」

 

ルーシィの叫びとともに投げつけられた鞄を、ナツが難なくキャッチする。

 

『パシャリ。』なぜかシャッターが切られている。

 

ハッピーが間髪入れずルーシィの胸に突っ込んできた。

 

「ルーシィィィ!!!!オイラの事好きだよね??オイラの事抱っこしたいよね!?猫の中で一番は、オイラだよね!!!」

 

グリグリと頭を擦りつけてくるハッピーの目には、涙が滲んでいる。

ハッピーの叫びをうけて、ルーシィの眉が下がった。

怒るに怒れなくなってしまった。

ヨシヨシと、ハッピーの頭を撫でて、ナツを一瞥する。

 

「・・・・はぁぁぁ。。。。しょうがないわねぇ。。。あんた達は。。。」

 

ルーシィの呟きをうけて、ナツが歯を見せて笑った。

 

「ルーシィおかえり!!」

「・・・・ただいま。。。あんたにお客さんよ。。。」

 

『パシャリ。』さっきから何度もシャッターが切られている。

 

カメラを構える人物の前に、スティングとレクターがボー然と立っている。

そこに、ナツが笑顔で歩み寄り口を開いた。

 

「よう!まぁ、あがって行けよ!!今ルーシィが新しくクッキーやいてくれるから!おっ?その前に茶か??」

 

『パシャリ。』

 

ナツの笑顔と、その後ろでハッピーを胸に抱くルーシィの姿が写真に納められた。

 

「もー!!やっぱり全部食べちゃったのね!!ナツ!かまど温めてよね!!もう!!」

 

はいはいと、石釜に火を入れるナツの後姿に、ソーサラーの記者がクスリと笑みを浮かべた。

そして、プンプン怒りながらも、キッチンに向かいお湯を沸かし始めるルーシィ。

 

先程チェックした冷凍庫の中には、作り置きのクッキーの生地が眠っていた。

ハッピーの好物なので、ルーシィがストックを作ってあるのをナツは知っていた。

手慣れた手つきで、ナツが石釜の温度を上げていく。

キッチンから顔を出したルーシィが、スティングやレクター、ソーサラーの記者までも椅子に座るように促すと、ハッピーが紅茶を運んでいく。

 

「ナツー!スティング君ねぇ~、ナツの強さの秘密を探りに来たらしいわよ~!?」

 

ナツに声をかけ、スティングにウインクするルーシィ。

それを聞いて、ナツがスティングの前に座った。

 

「んだよ?じゃぁ、直でオレんとこくればいいじゃねぇか!!何で、ルーシィんとこなんだよ??」

 

ナツの不機嫌な空気が、スティングに突き刺さる。

 

「あい!!オイラわかった!!」

「ムッ。何ですか?ハッピーくん!」

「ナツが、いっつもルーシィにくっ付いてるから、ルーシィにも興味沸いちゃったんでしょ??」

「えっ・・・あっ///」

 

ちらっと、キッチンにいるルーシィを伺うスティング。

 

「・・・・ほぉぉぉぉ。。。」

 

静かに火がともるナツ。

石釜に魚型にくりぬいたクッキーを並べた鉄板を入れて、ルーシィが話に加わる。

 

「何々?盛り上がってる??」

 

 

 

「あい!!」

 

 

 

クッキーが焼きあがるとその写真を撮って、記者とカメラマンは「じゃあ明日!!」と言って帰っていった。

 

そこに残るのは、ソファでニコニコとほほ笑むルーシィとその膝の上でルーシィに甘えるハッピー。

テーブルの席に着いて、クッキーを頬張るレクターと、涙目のスティング。

 

ルーシィに背を向ける形で席についている、満面の笑みで目の前の男を睨み付けるナツ。

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ナツにしては珍しく、、、静かに怒ってますな。。イヤ。。牽制してるんだった。。 

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