2014年3月21日
必需品
それは1週間ぶりに帰った、自分の部屋で起こった。
ギルドの報告を済ませ、1週間にわたる仕事で疲れたからだを癒そうと、ルーシィはゆっくりお風呂に浸かっていた。
ナツとハッピーには、家にくるなって散々言っておいたし、ばれないようにギルド出てきたからゆっくりできる~!!
晴れ晴れとした気分で、お気に入りの入浴剤のお風呂。
手も足もん~~っとのばして、ゆっくり息を吐いた。
されと、そろそろあがるかな?
お風呂には入る前に、暖炉に火を入れたおいたのでほんのり暖かい空気がカーテンの隙間から流れ込んでくる。
鼻歌交じりに体についた水分を拭き取り、頭はまあいっかとタオルで軽くふいた後、ゆるく肩にかからない様にしばりながら、いつもの様に大きめのバスタオルを巻き付ける。
!?そうだ!!
「アイスあったよな~♪」
気分よくカーテンを開けた。
そこには、お風呂上がりに付けようと思っていた ブラジャー をあたまにかぶる 青猫。
「見て!見て!!ナツ!!ルーシィの胸ってオイラの頭より大きいんだね!!」
楽しそうに、タンスを漁る桜頭。
「おいハッピーこの紐みたいなの、、、どうすんだ??おっ!!!ほらほらこの赤いのをこうして~仮面ライダー!!」
「プハハハハッ!!ナツ~!!・・・・・・あっ。。。。。」
「あっ。あんた達・・・・・何やってんの?」
羽を出して飛び回ってまではしゃいでいたハッピーが、ストンとナツの隣に降り立つ。
そのまま、固まったように動かなくなった、相棒の視線の先を追うと、、、ナツの動きも止まる。
「ぎゃぁぁぁぁ!?!?!? 何やってんのよ!!!!! アンタ達ばっかじゃないのぉ!!!」
真っ赤に染まった鬼のような形相のルーシィが、プルプルとからだを震わせている。
『ヒィ!!』
あまりのルーシィの様子に、焦ったナツは火を出してしまった、
瞬く間にナツの手に握られていたそれらは燃え上がり、ルーシィの下着は無惨な消し炭とかした。
「「あっ!!」」
「うわ~ん!!もうどうしてくれるのよ!!!!ブラジャーって高いんだからね!!!」
「いぁ。。」
「ごっごめんね!!ルーシィ!!」
青猫が胸にすり寄ろうとするが、パシッと額に手をあてそれを許さない。
「・1・2・・34・・・5枚。。。。。およそ10万Jね!!!弁償してもらうから!!」
「ゔっ!!」
「しかも!!仕事の時使うようなのばっかり!!どうするのよ!!外も歩けないじゃない!!!」
タオルを巻いたまま、胸を押さえるルーシィ。。
翌日のギルド
「で、それから口をきいてもらえないと。。。」
「あい。」
「うううう~。」
「新しいのかって返せばいいじゃねぇか!」
ニヤニヤと笑みを向けてくるワカバとマカオ。
「でも、オイラブラジャーの事なんてよくわかんないよ。全部燃えちゃったから、、、サイズも分かんないし。。」
「おいナツ。お前ルーシィちゃんの胸のサイズ分かんねぇのか??」
「ううう。。。これくらい。。。」
ナツが顔を上げ、両手でこうだと宙て手動かす。
そして後ろからフォークが飛んできて、ナツの指の間を向けてテーブルに刺さった。
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恥じらってるのに、、、、こわい(T_T)微妙な女心