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【本誌より妄想・グレジュビドキドキ同棲生活!】

またも妄想!!

最近、本誌の展開が気になって気になって(*'▽')♪

そして、ダークなグレイ様♡カッコいいウフフフ(*'ω'*)♪

「は・な・れ・ろ!!」

「イヤですっ」

「普段と状況違うの分れよっ。んなくっ付いてくんなっ」

「イヤです!!」

「……オレだって男だぞ」

「はいッしてます」

「……ぜってぇ解ってねぇ」

ジュビアの腕を、振り払いグレイはベッドから降りて、部屋から出て行ってしまった。

――はぁ

――また失敗してしまいました

――グレイさま…

グレイはソファに身を沈め、部屋の天井を見上げた。

一緒に暮らし始めて、何をやるにもジュビアが一緒で……嫌なわけではない。

嫌であれば一緒に暮らしてはいないし、もっと邪険に扱う事も出来る。それに……もっと簡単だ。

何やら自分にくっ付いてくる可愛い少女に、魅入られているのは……どちらなのか……。

その大きな胸を押し付けられれば……

――クッソ

――適当に遊んでいい相手じゃねえんだぞっ

――まだだ…

――もうちょっと我慢しろっ……オレ!!

夜な夜な自分のベッドにもぐりこんでくる少女に、少し前であればこちらが喰われるんじゃないかと恐怖もしたのだが……最近ではジュビアの振る舞いの無垢な部分がどうにも眩しくて……衝動に襲われることがある……グレイの我慢の限界が近づいている。

――彼女は自分を好きだというが……それは敬愛に近いのではないか?

――その不安が、踏み出そうとする1歩を踏みとどまらせていた。

2~3日リビングのソファで夜を明かすと、そこにジュビアが座り込んでいた。

「……どうした?」

「ジュビア……グレイ様の体温を感じて、眠りたいだけなんです」

「ぐっ///」

「ジュビアが……グレイ様に相手にされて無くても…ただくっ付いていられれば」

ジュビアの頬が涙にぬれていた。もう随分前から、そこにいたのだろう。

――結局泣かしちまったか……

グレイは眉をよせ、頭を乱暴に掻いた。

――くっそ

溢れてしまっていた雫を拭うジュビアに、グレイは視線を投げた。

「ジュビアは、オレが好きだって言うが…」

「はいっ!」

「それは……憧れだろ? オレは好きな奴とは、対等でいてぇ……」

「……グレイ様?」

「お前は、オレが神か何かと勘違いしてねぇか?」

「え? グッグレイ様は、神様だったんですか!? さすがグレイ様です!!」

「だからっ ちげぇし!! ……オレだって生身の男だ。ジュビアに言い寄られて嫌な気はしねぇ」

「そっそれはっ/// グレイ様もジュビアを!?」

ジュビアのわかりやすい反応に、グレイはふっとやさしく笑った。

「……でな、お前を見てると魅力的だと思うんだ」

「じゅびっ///」

互いに頬を染めた。ジュビアの揺れる瞳に、頬を掻くグレイが映っている。

「でもよ……お前は、目の前のオレを見てるか? 妄想の中のオレを見てんじゃねぇか? 理想を押し付けられても……それは俺じゃねぇぞ……」

「ジュビアはそんな事!!」

「……いつまでたっても様つけで呼んで、無茶言ってもいいつけまもって……」

「それはっ、好きだからっ/// 好きだから、グレイ様の望まれることは、何でもかなえたいと思うんじゃないですかっ!グレイ様だからですっ」

「それじゃぁ、オレがココで裸になれっ!! んで、そのまま外歩いて来いって言ったらやるのか!?」

「……言いませんよ。グレイ様は」

即答だった。

ジュビアはまっすぐとグレイを見つめる。その疑いのない視線にグレイの心臓が締め付けられる。

「は?」

「グレイ様はそんなこと言いません」

「っ!! わかんねえだろっ」

「!! グレイ様こそ、ジュビアの事をなめてます!! ジュビアの好きはその程度ではありません……それに…もしグレイ様が無理なことを命令されても……ジュビアはそれを叶いなえようと努力します。グレイ様が……ジュビアの為にならないことを望む訳がないんですからっ」

「なんっ」

「……グレイ様は、きちんと周りが見える方です……そしてお優しいんです」

「……そうか」

「はいっ」

「……じゃぁよ、そんなに俺を理解しているジュビアは……なんでまだ俺を様付で呼ぶんだ?」

グレイは目の前の細い肩を引き寄せた。きれいな水色の髪の間から白い項が見え隠れしている。

「そっ尊敬しているからです/// 尊敬というのは大事ですよグレイ様!! 夫婦に聞けば互いを尊敬できねば関係は続かないと言いますし……」

「///…し?」

キョトンとした表情のジュビアが見上げてくる。

「……そこも、かわいいんだけどな///」

「ふ……へ///!?」

一気にジュビアの顔が真っ赤に染まった。そして見開いた目に、ニヤリと微笑むグレイが映る。グレイはごく自然に、ジュビアの細い肩を抱きしめていた。クルンとウェーブする水色から、優しい香りが漂ってくる。そこに、もたれかかる様にグレイは顔を寄せていた。

「……はっはずかしい///」

「まぁ、恥ずかしいのは……最初だけだ……」

床に座り込んでいたジュビアの膝の後ろに腕を通すと、グレイは簡単にその体を抱き上げ、寝室のドアを開けた。

ジュビアがキッチンで朝食の準備をしてくれている。

真剣な顔で泡だて器を握るジュビアの横顔が、何とも可愛らしい。

――嬉しそうにしやがって

――オレの気も知らねぇで……

――こんな日も……悪くねぇな

ってな感じで(*'ω'*)うふふふふふふふふふふふh♪

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