本誌ネタバレ注意!!
最近本誌を読むたびに、もしかして~!!!
えっ!そうなのっ!!
とか勝手に妄想してます!!
だってさ、ナツが80歳以上なのは、とってもむかし(400年前)の人だって分ったじゃない!?
んで、兄弟か~!!
そうなのね~!!!って、彼らの幼き頃の、ウフフアハハの (ーー;).。oO(想像中)
ってきたらさぁ!!ガジルは!?
ガジルも訳あって、ドラゴンに預けられたんだったら……アクノロギアって……ガジルと同じ髪じゃん!?ってなって、
アクノロギアがただの魔導士だった頃、村や家族を竜に殺されて……復讐に燃えてドラゴンスレイヤーになる!家族、唯一の生き残りのガジルも連れていく。
無事?ドラゴンスレイヤーになるけど、それまで滅竜魔法を教えてくれた竜でさえ、やっぱり信用できなくって、隙を見て殺しちゃう。そんで竜の血を浴びると、ドラゴンスレイヤーは強くなることを知って、どんどん竜を殺して、強くなっていく……でも、竜の血を浴びるって事は自分が竜化していくって事だった。でも体は人だから力が暴走してしまって、精神を蝕んでいく。……竜を倒すことが、強さを求める事へと変わっていって……一番強いゼレフを追い求めるようになる。
「やっと見つけたぞ……ゼレフ!!」
「……きみは?」
「オレは、アクノロギア。最強のドラゴンスレイヤーだ!!」
「…ふうん…そう……で? その後ろのは?」
アクノロギアの足元にしがみついている小さな男の子。目の前で繰り広げられてきた殺戮のせいでその目は、光を失いかけている。
――ナツ
――……いや……ナツと同じくらいの
ゼレフは、眉をよせ悲しそうに瞳を曇らせた。
「キミの……子供なの? それとも……弟?」
「……だったら何だってんだっ! ゼレフ!! オレと勝負しろっ」
目の前にいる巨大な魔力の持ち主は、ただの少年の姿をしている。アクノロギアは、強敵を前に興奮し目をギラつかせた。まるで飢えた野獣のようだ。言葉を叫べば、その口からは鋭い犬歯が覗き、だらりと唾液が滴る。
そのまるで狂った様子に、その足に必死にしがみつき、アクノロギアから発せられるドラゴンフォースに体を揺らされながら、怯える黒髪の男の子。その男の子を目にとめ、ゼレフは静かに息を吐いた。
「……きみ……もうその体、持たないんだね。だから、そんなに生き急いでいる」
「は……早く勝負しろっ!! ……オレは……戦ってねぇと……」
「……もう精神まで蝕まれているんだね……竜の血に…」
「…何でもお見通しってかっ! わかってるんならっ!! 早く……戦えっ!!」
「……僕と君が戦えば……その子は……消し飛ぶよ? ……守ってきたんだろ? いいのか?」
「………」
「……とうちゃ(にいちゃ)」
小さな男の子は、必死にしがみついているアクノロギアの足を、くいっと引っ張った。殺気が飛び交う中、必死に笑顔を作って、場を和ませようとしているのだろう。 頼れる者は、アクノロギアだけなのだから――。
その様子に、アクノロギアの苛立ちは弾けた。スッと冷たい目になると、しがみ付かれている足を、思いっきり払った。遠心力で黒髪の男の子は、少し離れた木の根元まで飛ばされてしまった。小さく唸る声が、耳にとどく。
――くそっ
――くそっ
――くそぉぉぉぉぉぉ!!!
――早く……
――オレが正気でなくなって……あいつを……
――殺してしまう前に…
――誰かオレを殺してくれぇ!!!!!!!
アクノロギアは、地面を蹴った。まっすぐとゼレフへ竜のかぎづめを伸ばす――。
――閃 光――
素早く攻撃をかわしたゼレフが、アクノロギアの額に手を当てた。その途端まばゆい閃光に包まれる。
「……竜の血が騒ぐなら……竜になって暴れてくればいい……」
冷たい目をした少年のような見た目の最恐の黒魔導士は、そう言い放つと去って行ってしまった。
そこに、黒い竜と黒髪の幼子を残して――。
*
「……とーちゃっ……とーちゃ……あ~ん」
悲痛な鳴き声にアクノロギアは振り返った。そこには自分に背を向け、まだ歩きのおぼつかない足で逃げていこうとする姿。そして、自分の目線の高さに驚愕する。目に映る自分の手に、足に――。
川面に姿を映せば、そこには黒い竜がいた。
――アイツ
――どこに行きやがったんだ?
イメージで翼をひろげれば、その身が地面から離れた。そして大空を舞う。うちに溜まっている何かを叫べば、自分が忌み嫌っていた竜の雄たけびが空に響いた。
――気持ちが……晴れるようだ……
上空から森の中を見渡せば、大きな木下に丸まって疼くまる小さな体を確認できた。アクノロギアは、空を旋回して雄たけびを上げ続けた。気の晴れるまで――。しばらくすると、他の竜の雄たけびが聞こえてくる。
『ダレだ。ここは割れの縄張りぞ…』
近づいてくるその竜に向かって、アクノロギアは突進していった。
*
*
夜が明け前、冷えてきた空気からその小さな体を守る様に、アクノロギアは体を折り曲げた。
――オレは、ずっとこのままなのだろうか
――ゼレフは俺に何をしたんだ?
――起きたらこの子は、オレを俺の敵だと逃げていくのだろうか?
――ならば、いっそのこと……
アクノロギアは、眠る子を連れ竜の谷へ降り立った。以前自分に滅竜魔法を教えてくれた竜に出会った場所。そこには、何かを感じていたのか、銀色の竜が待っていた。
「……とうとう。竜化してしまったんだね。……アクノロギア」
「知っていたんだな……メタリカーナ」
「いいえ。知っていたんじゃないよ。感じていただけさ……」
「そうか……魂だけになっても、実体化できるんだな竜ってのは……いや。これは、お前の意志の賜物か…」
その銀色の竜は、以前アクノロギアが倒した竜だ。だが、使命があってその体が朽ちてもそこにいるのだ。
メタリカーナは静かに、アクノロギアを見つめている。
「悪かったとは言わねぇ……だが、こいつを頼めるあては、あんたしか思い浮かばなかった……」
「……その子を置いて、早々に立ち去りなさい。竜の谷を荒らしたお前を、他の竜は許さないだろう…」
もう少しすれば、竜達が集まってくる時間だ。アクノロギアは言われた通り、大事に抱いていた黒髪の男の子を、地面に寝かせた。スヤスヤと眠るその子は、まだ起きそうにない。
「……ガジル……待っているぞ。この血塗られたオレを、お前が……倒してくれることを」
メタリカーナは、静かにその別れを見届けた。
「……メタリカーナ。オレは確かに竜化の道へと進んでいたのかもしれない。だが、オレを竜にしたのは……ゼレフだ……だからっ……こいつを頼む」
アクノロギアは、メタリカーナの返事を待たず漆黒の翼を広げた。そして昇ってくる朝日に紛れて飛び立っていく。
「ガジルよ……強く成れ!! それまではオレは、竜として破壊の限りを!!」
去って行く黒い竜を、銀色の鉄の竜は悲しそうな目で見送った。
そして、夜が明ける。
「ガジル……おはよう。これからは、私があなたを……」
*
んで、ガジルはメタリカーナの魔法で過去をあいまいにされて成長していく。
アクノロギアとの決戦で、死闘を繰り広げ何とかアクノロギアを地面に叩き落すと、虫の息のアクノロギアの体が、煙を発して縮んでいく。
目の前に現れた人物を見て、ガジルは思い出す。
大好きだったその人を――。
「……ガジル……ありがとう」
その動かなくなった体を抱きしめ、叫び泣くガジル。その震える肩をレビィが後ろから抱きしめた時、黒い影が忍び寄る。
「……アクノロギア。せっかく竜にしてあげたのに……死ぬときは人に戻るんだね……」
『『『『『『『ゼェレフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』』』』』』』』
最終決戦!!みたいなw
妄想が走りましたwうふふっ(*゜v゜*)♪