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2014年1月11日  『救出作戦 シリーズ2』

救出作戦①

「本当のつよさ」の続きです。
ナツ(最近自覚)→←ルーシィ(自覚後、無自覚ナツに振り回され過ぎて諦め

・仲間でいいやモード)+ハッピーチームのお仕事に、セイバーのスティング君が付いてきちゃうお話です。

 

 

目的地の駅に到着した。

まずは依頼内容を詳しく聞くため依頼主の元へと向かうのだが。。。。

傍らに、ぐったりへばり込む桜頭。。。

「・・・・やっぱりあたしなのぉ?!!!」

乗り物酔いでぐったりしているナツを置いて、お約束の様に ハッピーはさっさと依頼主の待つホテルに向かって飛んで行ってしまう。

「もう!」

小さく息をはき出してから、ナツに肩を貸そうとしゃがみ込んだ。

「ううっぷっ。。。」

低くなったルーシィの視界の端に、金髪が映る。

「!?・・・・・はぁ。。」

少し離れたところに、項垂れるスティング。

ナツと同じように、青白い顔色で口元を押さえている。

「うっぷっ。うぇっぷぅ。。。」

「もう!!もう!!しょうがないんだから~!!」

明らかに、自分たちを追ってきたんであろう その金髪の少年を、放置して置く事も出来ずにルーシィは、大の男2人の首根っこを掴み、引きずりながら、待ち合わせ場所まで向かった。

 

「はぁはぁ。アンタ達!!しっかりしてよ~!!!も~!!」

ヘトヘトになりながら、ホテルの入り口をくぐると青い塊が胸に飛び込んでくる。

「ルーシィ。遅いよ~!!依頼人さん待ちくたびれちゃうよ~!!」

ルーシィは、切らした息を整えながら寄って来てくれたベルボーイに滅竜魔導士2人を預け、ハッピーと共に依頼主の元へ向かった。

 

「も~!!遅いと思ったんなら迎えに来てくれてもいいじゃない!!はぁ。。」

「ルーシィ!!」

青猫が可愛い目をクリクリさせながら、ルーシィの顔を覗きこむ。

「今日は溜め息ばっかりだね!ルーシィの幸せ沢山逃げちゃったね!!プフフッ。」

可愛いお目めが三日月型になるハッピーと、そんなハッピーを反目でシラ~っと見つめ返すルーシィ。

「そもそも、ハッピーが置いていくからでしょ~!?誰のせいよ~!!」

プンプンと怒るルーシィに、ハッピーはニンマリと笑いかける。

「あい!!そんなの ルーシィがお人好しなだけです!!・・・・嫌なら放って置けばよかたっんだよ~!ルーシィ!!」

ハッピーの言葉に、困ったように眉を下げるルーシィ。

「・・・・だってぇ、放っては置けないでしょう??」

「プフフフッ。ルーシィらしいです!!あい!!」

ハッピーは、満足そうに何だか嬉しそうに ルーシィの胸にすり寄った。

 

依頼主は、ロービー脇の喫茶店で待っていた。

「お待たせして申し訳ありません。妖精の尻尾のルーシィです。」

「あい。ハッピーです。」

深々と頭を下げるルーシィ達に対し、依頼主はにっこりとやさしく微笑んだ。

着席を薦められ、席に着くとアイスティーが運ばれてきた。

息を切らしホテルに入ってきたルーシィを見て頼んでおいてくれたのだろう。

その心遣いに、なんだかあったかい気持ちになり、微笑みかけてくる人のよさそうな依頼主に ルーシィもやさしく微笑み返した。

 

「・・・・・・・・・・。」

「ええ。そうなんですか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「はい。それは・・・・・。」

「・・・・・・・・。」

「そうですね。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「はい。もちろんです。」

 

話を済ませ、依頼主が用意してくれた部屋に向かうルーシィとハッピー。

部屋に入ると、ベルボーイが運んで来てくれたであろう桜頭と金髪の少年2人はすっかり回復したようで それぞれベットに腰かけ談笑していた。

「ちょっとぉ~!!ナツゥ~?復活していたんなら、依頼の話しちゃんと聞きに来なさい!!」

入り口のドアの前で、腰に手をあて仁王立ちするルーシィ。

「おっ?ワリィワリィ!!でもよぉ?ハッピーとルーシィで聞いてくりゃ大丈夫だろ??」

少しも悪びれることなく、ナツはニカッと笑う。

「もう!!一緒に受けた依頼でしょ?本当はナツもちゃんと聞かなきゃいけないんだからね!!」

「そうだゾォ!!ナツゥ!!」

片方の頬だけプクッと膨らますルーシィと、その腕の中でそれを真似するハッピー。

「オイラはちゃんと聞いてきたから、今日怒られるのはナツだけだよ!!プフフッ。」

ハッピーが口に手をあて笑いだした。

「うっ!わっ悪かったな!!はっはは。」

ルーシィは、すでにしょうがないわねっと言った顔で微笑んでいる。

「つーか、話どうだったよ?なんか変な事でもあたのかよ?」

ルーシィの微笑みに 怒られたのなんか、どこ吹く風でナツはいつも通りの笑顔をルーシィに向ける。

「うん。ちょっと引っかかるのよね。。。」

眉を寄せるルーシィ。

 

「あのっ。ナツさん!!!」

金髪の少年、スティングが会話に割り込んだ。

「おお。そうだったな!ルーシィ、ハッピー。コイツこの依頼、一緒にきてぇんだってよ!!報酬はいらねぇってんだからいいだろ??」

さらっと、ナツが説明した。

「はぁ~??・・・(まぁ。邪魔されるより一緒に行動しちゃった方がいいかもだけど・・・)っていうか、その前に!運んであげたんだからお礼の1つでも言ってほしいわね!!」

「おう。そう言えばありがとな!ルーシィ。」

素直に礼を言うナツと、少し唇を尖らせるスティング。

「・・・・・そっちのアンタは?」

チロりとスティングに視線を移すルーシィ。

「・・・・・別に・・・頼んでねぇもん。。」

「・・・同行は、、、却下ね!!」

ルーシィは、スティングを見つめたままニッコリ笑う。

「ハハッ!却下だってよ!!」「だってよ!!」

ナツは頭の後ろに手を組み、ハッピーと笑い合っている。

「っ!?・・・・・・アリガトウゴザイマシタ////っこれでいいだろ!!」

スティングは、ルーシィを睨み付けながらそう言うと、プイッとそっぽを向いた。

「・・・・・・・ほんとに、報酬要らないのね??」

真っ赤な顔で、睨み付けながら礼を言うスティングを内心可愛いなぁ なんて苦笑が漏れるが、ルーシィは それではと依頼内容の説明を始める。

 

 

*

 

 

依頼の内容は、森バルカンの討伐と攫われた少女の救出。

 

討伐目標の森バルカンは、半年ほど前から近くの森で見かけられるようになったらしい。

だが、別段悪さをするわけでもなく、人に危害を加えることもないので特別警戒はしていなかったという。

そして、めずらしいことにその森バルカンは、ピンク色の毛並をしているらしい。

 

その大人しかったピンク色のバルカンが突如3日前、1人目の少女を攫ったのだ。

夕方、森に入ったところで1人遊んでいたところを連れて行かれたようだった。

そしてその次の日、つまり2日前ピンク色のバルカンは街に降りてきて日用品や食料を奪い、その近くに寄ってきた少女も攫ったのだ。

攫われた少女は、6歳と5歳の姉妹だ。

数か月前、両親と共にこの街に流れてきたのだという。

両親は忙しい様で、よく子供2人で晩くまで森近くの公園で遊んでいたのが目撃されていた。

 

攫った理由はつかめていない。

街としては人質がいるので迂闊に手を出せないのだという。

そこで、魔導士におとりとして攫われてもらって、人質の安全を確保してから、バルカンの討伐にあたってほしいのだという事だった。

 

「おい。それって、、、、攫われる役はどおすんだ??」

黙って聞いていたナツが口を開いた。

「そ~なんだよね。ナツ。ウエンディ呼んで来ても5・6歳には見えないよね!!」

「・・・一般人巻き込むわけにもいきませんしね。そんな都合よく5~6歳の魔導士なんて。。」

う~んと呻る2人の滅竜魔導士と青猫。

そんな中、1人ニコニコをしているルーシィ。

 

「フッフッフッフ~!!」

得意な表情を見せるルーシィ。

「「あ??」」

頭に?を浮かべるナツとスティング。

ハッピーは目ざとくルーシィが手にしている袋を視界にとらえた。

「あー!!ミラの魔法薬!!」

納得いったという顔で、天井付近まで舞い上がったハッピー。

「そう!その為だったのよ!!さっすがミラさんよねぇ!!」

「「?????」」

 

状況の掴めていない 滅竜魔導士同士目を合わせる。

ハッとして、ルーシィの胸に降りてくるハッピー。

「でも・・・それじゃぁ、、、ルーシィ大丈夫??」

「うん。あたしも妖精の尻尾の魔導士よ!!」

ルーシィは微笑みながら腰に掛けている 友達のカギをポンと叩いて見せた。

ハッピーは、ギュッとルーシィの服を握りしめ 胸にすり寄っている。

 

「っおい!!・・・話見えねぇぞ!!」

我慢ならなくなったようで、ナツが大きい声を出す。

その後ろで、コクコクと首を縦に振るスティング。

「ん~。。えっとね?」

「ルーシィ ミラから、魔法薬を渡されてるんだ!」

ルーシィの言葉を遮って、ハッピーがエッヘンといった様子で説明を始める。

「ルーシィが小さくなって潜入するんだよね?」

「うん。そうなるわね!ミラさんからもらったこの魔法薬は、体を若返らせるものらしいの。」

ミラから渡された袋から、1本の瓶をみんなの前に出した。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・。」」

「もうわかるわね?作戦は単純よ?あたしが魔法薬で小さくなって攫われるわ!」

ハッピーを安心させるようにルーシィは、やさしい笑顔を作った。

「・・・駄目だ!!」

憮然とした様子でナツがポツリと言う。

「!?え!?ナツ??」

「っ!?駄目だろ!!(おれが)ムリだ。他の方法を探そう。」

「!!ナツ!?無理ってなによ!!!何がダメなのよ!!攫われるのは依頼主の要望よ?あたししかいないでしょ?」

少し怒ったように、少し困ったようにルーシィが顔をゆがめた。

 

(んもう!!

 あたしだって、、、、妖精の尻尾の魔導士なのに!!

 ・・・・何よ。。

 あたし、、、そりゃぁ、ナツ達と比べたら弱いけど、、、

 こんな時信頼してくれないなんて。。。。

 心配してくれてるのはうれしいけど、、、悔しい!!

 スティングに、あたしの事強いっていってくれたんじゃないのー!?!?

 もう!! )

 

「ルーシィ。。。オイラも心配だよ。普段ならまだしも今回は、魔法薬を使うんでしょ??」

ルーシィの衣良だった様子に気が付いた、気の効く青猫ハピーは、ナツの言葉を補足するようにルーシィに声をかけた。

「・・・はいはい。・・・心配してくれるのね?それはありがたいけどね?ナツ?ハッピー?これは仕事よ!!」

最善を尽くしましょ?とルーシィが笑顔を作る。

その少し陰のあるような表情を、スティングは黙ってみていた。

 

(何でそんな顔してんだよ。。あの女。。。

 オレが弱いって言った時は、全然平気な顔してたじゃねぇか!!

 ・・・・ナツさんに言われたから?

 でもナツさん。オレにはあんなこと言っておいて、やけにあの人の事庇うよな・・・。

 そんなに庇うんなら、そんな顔させなきゃいいのに。。。)

 

ルーシィの言葉に、渋々ナツが頷いた。

「いい?あたしは誘拐された先でまず、子供達を探すわ。ナツ達は、後をつけてアジトの場所を見つけたら、あたしの合図まで待ってて!!」

ルーシィが、2人と1匹に視線を流しながら続ける。

「ねぐら見つけたら、突入してやつけまえばいいじゃねぇか!!」

ナツの発言に、眉をしかめるルーシィ。

「ダメダメ!!アジトが2つ3つあったとして、子供たちがあたしが連れていかれる場所にいなかったらどおするのよ!!」

「う゛っ!!」

言葉に詰まるナツを他所に、ルーシィが続ける。

 

「・・・・それに、な~にか引っかかるのよね!今回の依頼。」

「え~!どうして?ルーシィ!」

「ん~。。」

少し不安げな表情のルーシィ。

「まだ分かんない。でもなにか、、、引っ掻かるのよ!!」

「・・・なんだよ?話してみろ。」

ルーシィとナツが話し込んでいるのを、遠巻きにスティングが眺めていた。

 

(今度は、肩くっ付けて話し合ってらっ!  

 やっぱり、ものすごく仲はいいんだよなぁ。。。

 でもなんか、2人共。。。くっつきすぎじゃねぇ??。

 ・・・・・・ムッ。

 イヤイヤ!!オレは、決してナツさんと、ベッタリくっついて話したいとかじゃない!!

 おれは、フッ普通に仲良くなりたいだけで///

 ・・・何1人で焦ってんだオレ。。。レクター連れてくればよかったかも。。。)

 

「でねっ。だから潜入してから、少し時間を頂戴!!いいかな?」

ナツの目を見て、ルーシィが真剣に話している。

「・・・・ねぇ。ルーシィ。ナツ。」

2人の間に割って入るハッピー。

「ん?何?ハッピー!」

 

「オイラもルーシィと一緒に攫われる!!やっぱり魔法薬の影響も気になるし、オイラなら、動かなければプリティーな縫ぐるみにしか、見えないでしょ??」

ハッピーが目をクリクリさせながら、自分の発言に対しての返答を待つ。

ハッピーを抱いている腕が、ギュッと握られた。

ナツがハッピーの頭をぐりぐり撫でる。

「・・・やるな!ハッピー!!名案だな!!ルーシィ1人じゃ何やらかすか解ったもんじゃねぇもんな!!」

ナツは、拭え切れなかった不安を吹き飛ばして、ニカっと笑っている。

 

「ちょっ!!ナ~ツ~!!!アタシが何やらかすって言うのよ!!何かやらかすのは何時もあんたでしょうが!!もう!!!・・・・でも、ありがとね!!ハッピー!!!」

頬を膨らませた後 ルーシィはハッピーを顔の高さまで持ち上げ、ハッピーの頬に唇を当てた。

「「っあ!!!」」

「・・・・ルーシィ。オイラにはシャルルが。。。」

「いや。そう言うんじゃないからね!?」

 

(・・・・ネコ。。。

 つーかナツさん。 信頼してんだか、してないんだか。

 いや、強ぇって言ってた割には超心配してたし、やっぱり弱いんじゃぇえの?

 本当は。。。

 本人も自分はか弱いとか言ったし。。。

 ただニコニコしてるだけて、何が強いってんだ?

 何がナツさんを夢中にさせんだよ!!

 なんかイライラするし、、、全然わかんねぇじゃんか!!)

 

あーだこうだと言い合い。喧嘩し合い。でもニコニコ笑顔で、寄り添っている2人。

 

(・・・イラッ!・・・いったい俺は。。。。何が知りたかったんだっけ??)

 

 

*

 

 

窓の外が、オレンジ色に染まり始めた頃。

「じゃぁ。。。飲むわよ!!」

ルーシィが、魔法薬の入った小瓶を傾けた。

 

「ん?・・・あれ?」

少しの間、、、およそ10秒くらいたったか?

ルーシィの体が光だし、見る見るうちに縮んでいく。

身長およそ100cmといった処か。

腰まであるサラサラの金髪と、大きなクリクリとした目。

にっこりと笑ったその女の子は、言葉にならない位可愛かった。

美少女という言葉がしっくりくる。

その幼い少女は、ボーっと自分の両手を眺めている。

 

『ポスッ。』

「!?キャーーー!!!」

何かがずり落ちて、小さくなったルーシィは叫びながらその場でスカートを押さえている。

 

「おっ。白だ♪」

ナツのつぶやきに、ルーシィの脇にあった本がナツの顔面目掛けて飛んでいく。

ちびルーシィは服を押さえたまま、その場にへたり込んだ。

「ルーシィ。そんな子供の体隠さなくったって。。。。自意識過剰じゃない??」

ちびルーシィの脇のベットに腰かけている青猫のハッピーは、ふっとあざ笑った。

「っ!?そう言う問題!?!?違うでしょ?モー!ヤーーー////」

叫ぶルーシィを他所に、ハッピーは魔法薬の入っていた袋を漁っている。

ルーシィの投げた本を難なくキャッチしたナツは、ポリポリと頬をかきながら呟く。

「うーかよぉ。代わりの服なんてないだろ??ベルト締めりゃどうにかなんじゃねぇの?」

「う゛ぅ~。。。・・・・・パンツにベルトなんてないわよ~。。。」

軽くパニックを起こしている涙目のちびルーシィはスカートのベルトを調整し終えても、座り込んだままだ。

 

「クフフッ。ルーシィ袋の中に、紐ぱん入ってるよ~!!」

ハッピーが口に手をあててニヤニヤ顔のまま、大きな声でそう言うと袋を片手で持ち上げた。

「!?」

下を向いていた、ちびルーシィが顔を上げる。

「ちょっ!!貸して!!」

ハッピーから袋を奪おうと、立ち上がると、履き直したはずのパンツがまた落ちる。

「おっ♪」「・・・・白。。」

そこに目を向けた滅竜魔導士2人の元に、ごみ箱と空いた缶などが投げつけられた。

「「ぐはっ!!」」

「ちょっとぉ!!!アンタ達~!!向こう向いてなさいよ!!!」

いつもよりも、ちょっと高い声でちびルーシィが叫ぶと、ナツがパッと言われた通りにした。

ナツの様子を見て、スティングもそれにならった。

 

ちびルーシィは、涙目のまま顔を赤くし ハッピーから袋をひったくって洗面所に消えていった。

( うぅ~/// パンツ バッチリ見られたよな~///恥ずかしい・・・。

 でも、ミラさんって、さすがというかなんというか。。。

 っていうか、最初に言っておいてくれればいいのに。。。。もう!

 ルーシィの頭に、魔人のニッコリ笑顔が浮かぶ。。。。

 いや!!ミラさん!!パンツありがとうございます!!感謝してます!!

 ・・・でも、ってことは戻る時のこと考えとかなきゃな。

 何とか服はこのままで、、、、よしっ!!)

 

ちびルーシィが、洗面所のドアを閉めた後、ハッピーは桜頭の上にポスンと乗っていた。

「・・・紐パンは・・・・ピンクだったよ!!」

ナツの頭の上で、口に手をあてニヤニヤ顔のハッピー。

「ん。ピンクか♪」「・・・なっ///!?」

パンツの話題でも、爽やかにニカッと笑うナツと 黙ったまま明後日の方向を見るスティング。

そっぽを向いたスティングの耳が、朱く染まっていたのをハッピーは見逃さなかった。

 

洗面所からようやく出てきたルーシィは、着てきたトップスの肩ひもを髪を縛っていたリボンで結わき、ミニスカートをもっとたくしあげウエストをベルトで絞め、腰にカギをぶら下げている。

「へへっ///ど??」

その場で、クルッとまわって見せるちびルーシィ。

「おっ!!ちっこいなぁ~。。。」

ニカッと歯を見せて笑うナツと、じーぃーっと見つめてくるハッピー。

「あい。ぺったんこです!ルーシィ。。。へったんこの頃は可愛いかったんだね!!」

「!?ちょっとぉ!猫ちゃん?!」

ルーシィが半分瞼を下げて睨み付けると、猫ちゃんと言われたハッピーは、髭を両手で隠して逃げる様に翼を広げた。

「ぺったんこのルーシィには捕まらないよ~!!」

「も~!!あったまきた!!こら~!!ハッピー!!まてぇ~!!!」

 

ムキになって部屋の中をピョンピョン走り回るちびルーシィは、どこから見てもお人形の様に可愛らしい。

ハッピーを何とか捕まえようと躍起になるルーシィを、ナツは後ろから抱き上げた。

「わわわわっ!?」

急に宙に浮いてバランスを崩して、ルーシィがナツのマフラーにしがみついた。

「おおっ!!かっるいなぁ~!!それにルーシィちっちぇぇ!!」

ちびルーシィを腕に抱きとめ、ご満悦に笑うナツ。

「コラー!!ナツ!!降ろしなさい!!」

顔を真っ赤にして、ちびルーシィが怒鳴りつけるが、ナツは知らん顔で話を進めてしまう。

「で?ちっこくなってどうだ?ルーシィ。いつも通り動けそうか??」

「ん?!・・・うん。動きに別段違和感ないわ。う~ん。でも、魔力が少なくなってる気がする。」

顔の付きそうな位置で、話し合うナツとルーシィ。

 

 

窓の外に見える空はすっかりオレンジ色に染まった。

そろそろいい時間である。

 

ちびルーシィは、動かないハッピーを抱え、森に近い公園へ向かった。

滅竜魔導士の2人は、離れたところからルーシィ達を見守っている。

公園に到着するとルーシィは、小枝をひろって地面に絵を描いたり、ブランコで立ちこぎしたり、つまらなそうに1人遊びをする。

すると、しばらくして ルーシィの後ろの大きな木がガサガサと大きく揺れ、その間からピンク色の毛並が現れた。

2・3言葉を交わすと ピンク色のバルカンは、ちびルーシィを自分の肩にチョンとのせ 森の中へもどっていく。

 

 

「ひとまず、作戦成功ですね?ナツさん!」

「っあぁ。ここからだ。・・・行くぞ!!!」

ナツの握られた拳に力が入る。

2人はつかず離れず神経を集中させ、森バルカンの後を追った。

 

 

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はい。続きます。拙い文章に付き合っていただきありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

スティングのキャラが掴み切れておらず、、、キャラ崩壊していたらゴメンナサイm(__)m

moの妄想の中の産物ですので、ご容赦ください(/ω\)

頑張るやさしいルーちゃんを、スティングさんにわかっていただけるよう頑張ります☆

ご意見ご感想お待ちしております(*´▽`*) 

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